初仕事の準備はトントン拍子 ページ17
ぺ｢じゃ、明日の準備を始めるかぁ！｣
パンと手を打ってぺいんとが言った。皆は｢おー！｣とか言ってるけど、そんなに軽いノリで大丈夫かな...
ぺ｢まずクロノアさん！船内マップを見せて下さい｣
ク｢オッケー！｣
カチャカチャ、とパソコンを動かすとすぐに船内の地図が出てきた。
ぺ｢じゃあトラゾー！作戦を言ってくれ｣
ト｢えーっと、
まずぺいんと達はここから入ってもらう。この前Aさんを連れ去る時に使ったグライダーを使って、ここまで飛んでくれ｣
トン、と指差したのは船のテラス。そんな狭い所にピッタリ止まれるのか不安なんだけど...
ぺ｢まぁ、俺に任せとけ！｣
うーん、なんか信用出来ないんだよなぁ...
ト｢それで、ここからは2人は別行動だ。ぺいんとは客人に紛れてここら辺まで行って、その内にAさんは停電の準備を｣
死｢僕の方からでも停電は出来るんですけど、ハッキングとかしちゃうと足跡がくっきり残っちゃうんで...｣
『分かった。頑張ってみる』
ト｢あとは、ぺいんとが宝を盗ってAさんを担ぐなりして戻ってくればいい｣
『え、私担がれるの？』
ト｢いや、体力的にもぺいんとに担いでもらった方が逃げやすいかなーって｣
いや、体力的にって...私結構重いと思うのですが。
ぺ｢体重の事なら心配いらないぞ！なんてったって、今までの食事で体重減量されてるからな｣
『あの食事、そういう効果あるの!?』
初耳だ。それなら、毎日食べたい。
ク｢じゃあ俺、この後色々道具の整備とかあるからお先に失礼しま〜す｣
ぺ｢あ、はい。お疲れ様で〜す｣
クロノアさんが行って、その後も3人で確認は行われた。
死｢それで、僕が最後にメッセージを送信して終了...と。今回のはなかなか大変ですねぇ｣
ト｢まぁ、この宝はそれほど厳重に扱われてるってことだ｣
ぺ｢Aの初仕事だからな、失敗出来ないぞ｣
死｢とか言ってるけど、失敗したことありませんよね？｣
『それって、一度狙った物は離さない的なやつ...？』
ぺ｢まぁ、そんなとこだ！｣
...ダメだ。こんなアホな奴が失敗したことないなんて信じられない。
ぺ｢っていうか！まだ服の見せ合いしてない！｣
死｢え、あれ本当にやるんですか!?｣
ぺ｢当たり前だろ！Aだってまだ俺らの仕事姿あんまり見てないんだから｣
確か最後に見たのは、私を連れ去る時に少し見たぐらいだった気がする。
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彩羽#日常組大好き(プロフ) - 初コメです！めっっちゃ最高でした！！これからも応援してます！！ (2019年10月24日 17時) (
レス) id: f94ecd4e57 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - こんにちは！あーねこです！この作品本当に好きです！ (2019年10月5日 11時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 気長に待ってます← (2019年3月28日 18時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 香月さん» コメントありがとうございます。今投稿されている《盗賊シリーズ》が全て投稿されましたらそちらの方も小説にさせて頂きたいと思っていますが、別にオリジナルでも考えていますので、気長にお待ち下さい(*’ω’*) (2019年3月28日 13時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 最っっっっっっっ高に面白かったです！もう読んでる間叫びたいのを我慢しながら読んでました← また新しく日常組の小説を書いて頂けませんか？ (2019年3月28日 11時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年2月3日 17時
