思い上がり？ ページ11
本編の前に…
作｢高校生活つらたん｣
斬｢それで更新が遅れているのか｣
佐｢早くしてね、じゃないと俺が肉塊のままだから｣
『私もアリスの兄にのっとられたままだから…(泣)』
作｢うぃっす…｣
頑張りますので応援よろしくお願いします
【谷裂side】
ふっと、奴の姿が消える。
この時奴は高速で移動しているのだ…俺の死角から斬りかかるために。
だが慌てる必要はない。
金棒を横に大きく振れば、派手な金属音を鳴らしながら大鎌がぶつかってくる。
『うわ…!もうハゲ君ってば、さっきから防ぎすぎ!』
そう文句を言われても、動きが一通りしかないのだから防がれて当然だ。
こいつは、上からこちらを斬ろうとしない。
おそらく、それをやると頭などの急所に当たって相手が即死し、いたぶることが出来なくなるからだ。
面白さを追求する故に、確実性を失う。
このふざけた邪神らしい行動だ。
谷｢ふん、貴様のような奴に負けてたまるか!!｣
次はこちらから攻めようと、一気に距離を詰める。
邪神は少し驚いたのか、反応が僅かに遅れた。
その隙に金棒がAの左腕をぐしゃりと押しつぶす。
『ん…っ!!』
邪神が顔を苦痛に歪めながら後ろに連続で飛び、俺との距離を取り直す。
『うう、やっぱり体が脆いなあ…。
僕の本体が頑丈すぎるだけかもしれないけど』
谷｢なら、Aの体を返して本体に戻ったらどうだ?｣
『えー、やだよ。そんなのつまんないでしょ?』
相変わらずおどけた口調をしているが、表情から痛みに苦しんでいることがひしひしと伝わってくる。
攻撃も、当たれば効くようだ。これなら勝機はある。
『…ねえ、もしかして勝てるかもとか思ってない?』
谷｢…!?｣
『やっぱり…ああ、ウザイな…』
丁度思ったことを見事に当てられ、思わず動揺する。
その様子を見て、邪神は冷たい顔をしてこう言った。
『もう、いい。思い上がりが、僕は嫌いなんだ…』
思い上がり?それは違う。
そう言おうとした、次の瞬間。
『もういいんだよ。おやすみ…』
ごつん、と頭に衝撃を感じた。
ふと気づけば地面に頭が着いている。
倒れたのだろうか？
…いや、これは…。
倒れたわけではないな。
なぜなら
自分の
体を
見上げて
いる
から
な
………
──────
谷｢俺の死に方雑じゃないか?｣
作｢私にはもう…気力がないの…｣
谷｢そうか…残念だ…もう少し印象的な死に方をしたかったが…｣
作｢なら話の裏で1回…｣
谷｢それは断る｣
作｢デスヨネー｣
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月宮 天音 - ↓[みたい]を誤字ってました……。すみません。 (2021年9月3日 18時) (
レス) id: 20a4980e6f (このIDを非表示/違反報告)
月宮 天音 - なんかクトゥルフ神話見たいで鳥肌立ちました2021年にすみません。続きを期待…… (2021年9月3日 18時) (レス) id: 20a4980e6f (このIDを非表示/違反報告)
憂鬱な修羅 - ずっとずっと待ちわびてた作品が、気づいたら完結していた…OTL 面白かった！ (2019年2月4日 21時) (レス) id: dfbc2e99d7 (このIDを非表示/違反報告)
神結 - (´・ω・`) (2017年10月10日 20時) (レス) id: d435247ad3 (このIDを非表示/違反報告)
神結 - ありがとうございます！ (2017年9月10日 17時) (レス) id: d435247ad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*星羅* | 作成日時：2017年4月25日 17時
