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244羽 ページ50

白い小さな花…






この名前。知ってる







花言葉も…








『白いライラック。









花言葉は無邪気、青春の喜び』









その瞬間、胸から小さなコンパクトがでてきた






真っ白なライラックの形に似たコンパクト


 

触れた瞬間、私は知っていたかのように言葉を発した







『心の花!フロラシオン!』





その途端、その白いライラックであろう花が服へと変わった




真っ黒な蝶は私の胸の前に止まりかざりになる








『白いライラックに想いを






ブルームホープ!咲き誇ります





人の心に咲く花を私は絶対守ってみせる!』



_____________________


ドリーム(のぞみ)side



『心の花!フロラシオン!』





その言葉と共にAの周りに白い花びらが舞い始めた





Aを包み込むと、変身した姿が見えた






真っ白な髪に長い髪を蝶の飾りで結び





胸には白いライラックが揺れていた





スカートをふんわりなびかせてAはこういった





『白いライラックに想いを






ブルームホープ!咲き誇ります』








「ブルーム…ホープ」








きっとそれが、Aの、ホープの本当の姿なんだ

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作者名:平野いのり | 作成日時:2021年10月25日 23時

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