242羽 ページ48
『ドリームはなんでここに…?今は高校で、ううん。
異世界なんですよ?ここ。どうやってここにきたんですか?』
《それはね……
わからないんだよね〜》
え?
ドリームはそういい、右手を頭の後ろにもって笑った
《それに私、別に変身してないし。なんでドリームになってるのかよくわからないんだ〜》
ここは異世界。それかウツシが作り出した何かしらの力なのか…
わかってるのは今、私は元いた世界には戻れないってこと
どーやってドリーム、のぞみ先輩はきたんだろう?
それに変身はもうできないはずなのに変身ができた
謎が増えるばかりで頭をかかえる
『なんでなんだろ…?』
《あ!もしかしたら!!》
のぞみ先輩は私の顔をのぞいていった
《Aの声がしたからかな!助けてっていう》
私の声が聞こえた…?
『どーゆーことですか…?』
《Aの声がしたの助けてって
Aが助けを求めてたんだもん!きっとそれで私ここにきたんだよ!》
にこにこ笑いながらいうのぞみ先輩
なんだかとっても懐かしい
そんなに年月がたってるわけじゃないのに
『…のぞみ先輩。会いたかったです』
《私もだよ!》
『(あぁ…なんだか、胸がポカポカしてあったかい
のぞみ先輩の力かな…)』
《でも、あんまりこーやって話せないみたいだね。
助けないと》
そういったのぞみ先輩。
私は現実に戻されたかのように周りの空気が濁っているのを感じだ
『!?』
これ、リドル先輩がオーバーブロットしたときみたいになってる…!
周りにはユウ君やエース君たちが倒れていた
《これ、あの子の力のせいみたいだね》
上を向くのぞみ先輩の視線を辿ってみえたのは真の姿だった
『え…うそ…』
その姿はいつとの真ではなかった。
なんだろう。黒いインクが身体中に染み付いて顔が見えない
『真!!!』
あれはオーバーブロットだ
そうすぐにわかった瞬間私は泣きそうになった
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作者名:平野いのり | 作成日時:2021年10月25日 23時