新たな世界でも戦います！6【Yes!プリキュア5 】【ツイステ】 (ページ46)

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『え…？』

一瞬。一瞬の出来事だった。

何もしていないのにチャーリー先輩が目の前で吹き込んだ

何か攻撃をうけたみたいに後ろに下がってそのまま庭にさくバラの木にぶつかった

「っい…」

チャーリー先輩は顔や手などにバラの棘がささったのか血が流れていた

『(今の何？魔法？それともキライダー？)』

そう思いながら、攻撃が飛んできた方を振り向いた

振り向いたと同時に信じられない光景がそこにはうつっていた

『ま、こと……？』

マジカルペンを構えていたのは真だった

走って追いかけてきたのかエース君やマヒナ君は息切れをして真の後ろにたっていた

　

「Aたち逃げろ！危ない！」

　

この言葉と一緒に真はまた攻撃をしようとした

本来人に向かって魔法は放ったらいけない校則がある

校則とか関係なく明らかに真の攻撃には殺意があり、普通にやばい

『真！ダメ！』

そう叫ぶが真には全く届いている様子がない。

真の顔はなんだか怖い

なんだろ、なんて言えばいいんだろ

『(なんだかオーバーブロットした人達と似てる気がする)』

いつの間にか起き上がっていたチャーリー先輩は私の首元を掴んでとらえた

「A！！」

『っ！』

息がうまくできなくて意識が朦朧とする

真の顔は全く変わってない。だけど、攻撃をするのをやめた

「僕にだけ攻撃してるってことはそうとう僕に怒ってるね。

判断できてないと思ってたけどそれはまだあるんだ」

そんなことを口にするチャーリー先輩。

私は頑張って抵抗しようとするが、うまく力が入らない

『(どーしよう。マヒナ君いるし変身できないや…)』

それに、黒い蝶は私の胸の中にいるし

出し方はわからない。

昔も唐突に出てきてからずっと手元にあったから気にしてなかったし

　『(どうすれば…)』

　
　

ぎゅっと目を瞑る

その時、誰かの声が聞こえた気がした。