226羽 ページ32
真side
「…」
それは、女王がいなくなればその国は永遠に忘れ去られてしまう
それを女王が悲しんでいた。
『でも、その国に伝わる歌を歌い続けるって約束したの。プリキュアが
そーしたらその国を忘れることってないでしょ?歌い続ければ』
たしかに!その国が滅びてもその国の歌があれば忘れ去られることはない
「へーーー!!
あ、それでAのところにもその歌が!」
そういうと「そう!」と嬉しそうにAは笑った
『その曲初めて聞いた時にうららと一生懸命覚えて歌ったんだ…。
懐かしい』
あの時、聞いた後二人で「一緒に歌おう」っていったのを思い出したとAはひたっていた
『アレンジ版もあるけど、
せっかくだからオリジナルの方歌って皆にその曲知ってもらおうかなーって思って』
「…。」
その話を聞いてAの優しさにもう一回触れた気がした
「やっぱAって優しいよな」
『い、いきなりどーしたの汗』
自分のために歌を歌うんじゃなくて、その人のために歌を歌いたいっていってる
俺は自分が知りたい歌いたいこの世界の歌を歌う
他のやつだってこのテストのためにわかりやすい曲や自分の歌いやすい曲を歌うはず
その中でAはみんなに伝えたいと思っている曲を歌うんだ
「そんなことできないと思うぜ、ふつーなら」
そういうと照れているような恥ずかしがっているような表情をうかべた
『でも来週までだし頑張らないとね汗』
「おう!!」
その時だった
「あれ?君たち音楽とってたんだ」
聞き覚えのあること声がしてびっくりした
『チャーリー先輩!!』
目の前にチャーリー先輩がいた
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作者名:平野いのり | 作成日時:2021年10月25日 23時