79羽 ページ34
「な、なんだこれ!?
鼻が乾く…目がいてえ!」
「レオナ先輩が触れたものが全て砂にかわっていく…!?」
『まさか…ユニーク魔法!?』
私の言葉にニヤッとするレオナさん
「そうだ。これが俺のユニーク魔法『キングス・ロアー(王者の咆哮)』
皮肉だろう?
何より干ばつを忌み嫌うサバンナの王子が持って生まれた魔法が…
全てを干上がらせ、砂に変えちまうものだなんて!!」
目や口に砂がはいって動けないししゃべれない
「ホ…−プ!!!」
『!?』
マロンの声が聞こえた
「足…!!!気をつけろ…!!!」
あし…?見ると靴にひび割れができていた
「レオナさ…くるし…」
ラギーさんの声も聞こえる
「ラギーの腕やホープの足にひび割れが!?」
「まさか人間も干上がらせってのかよ!?」
『っ!!!!だめ!!』
私はラギーさんもつかむとすぐにレオナさんから遠いところへとはなそうとした…が
『っ!!』
足がうまくうごかせないため力が入らず私はその場に座り込んでしまった
「ホープ!!ラギー!!」
『(視界が…)』
リドル先輩がやめさせようとユニーク魔法を使うが…
「秀才だがなんだかしらねえが、年上をナメんなよ
あいにく、俺は防衛魔法の成績はいいんだよ」
そうだ、1年も違えば身についてるものがちがう…
魔法は跳ね返されてしまい、どうすることもできない
『(どうすることも…できないのかな…?)』
私は一度目を閉じた
《A!!だいじょーぶだよ!!》
どこかで臨み先輩の声が聞こえる
《私たちがついてる。だから一緒にがんばろう!》
『のぞみ…先輩…』
あの人は私のに勇気をくれた
元気をくれた。
『私は…』
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平野いのり(プロフ) - てぃーさん» てぃーさんコメントありがとうございます!そーいっていただけてらすごい嬉しいです!プリキュアバレはもう何人か気づいちゃってますが女子の方はもー少し後になるので楽しみにしててください!! (2021年4月10日 23時) (レス) id: 69cfe37fde (このIDを非表示/違反報告)
てぃー(プロフ) - もうほんとにめちゃくちゃ面白いです!プリキュアとツイステ好きには堪りません!女の子バレどんな感じでするのかワクワクします! (2021年4月10日 0時) (レス) id: 27cca0dd00 (このIDを非表示/違反報告)
平野いのり(プロフ) - 詩帆さん» ありがとうございます!!がんばります! (2021年4月5日 20時) (レス) id: 69cfe37fde (このIDを非表示/違反報告)
詩帆(プロフ) - 平野いのりさん» いえいえ!私も、間違えてしまう時はありますから。小説、頑張ってくださいね! (2021年4月5日 16時) (レス) id: 46695abdda (このIDを非表示/違反報告)
平野いのり(プロフ) - 詩帆さん» 詩帆さんありがとうございます!!他にもあったら教えてくださいね! (2021年4月5日 16時) (レス) id: 69cfe37fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平野いのり | 作成日時:2021年3月27日 17時