偽りのないの笑顔を。【プロセカ】 (ページ21)

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3話の続きページ21

次の日

あ、小学生の頃からつけてた日記。

病院に置いたままだったんだ。

そうだ、入院したから日記かかなきゃね。

よし。

昨日は咲希ちゃんと一緒に星を見てたから夜更かししちゃって、眠いし、もう寝るかな。

おやすみ…

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類視点

今日もAのお見舞い。

昨日は寝てたけど。

今日も寝てるねぇ。

日記？

あぁ…確か、小学生の頃から日記を付けていたきがするね。

少しなら、見てもいいよね。

今日のところがある。

『〇月〇日

また入院した。

原因は突然のストレスらしい。

自覚はある。

多分寧々の事。

寧々が劇団で失敗したのは私のせい。

寧々が失敗したと聞いたのは悲しかった。

きいた…というよりは盗み聞きに近いけど。

わたしがハードル上げすぎたか。

寧々の劇団、成功させたかったな。

悔しい。でも1番悔しくて、苦しいのは寧々なの。

だからいまの私の苦しみなんてどうでも良くなってくる。

寧々に謝りたいけど。

いまは会いたくない。』

…A

寧々のことを気にしているのか…

僕にどうやって励ます事ができる…？

苦しかったんだろうね。

Aが苦しむのは嫌だね。

だから、家で考えよう。

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帰り道

類「あ、寧々」
　
寧々「あ、類、あ、あの、聞きたいことがあるんだけど、私、Aに避けられてる気がするんだよね。」

類「…そんなことはないよ。寧々はまえ劇団で失敗しただろう？」

寧々「え、うん。」

類「Aはそれを自分がハードルを上げすぎたと勘違いしているんだ。」

寧々「え、うそ…そんなことで、私全然気にしてないのに。」

類「でもAは、今は寧々と会いたくないみたいなんだ…」

寧々「そっか…」

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A視点

こんな感じの事があったっけ。

…明日学校だ、早く寝なきゃ。

次の日

『はああああああああ』

司「随分と大きいため息だな」

『いやーただの寝不足』

司「そうださっき廊下で誰かがAを読んでいたぞ！」
　
『本当？教えてくれてありがとう(ﾆｺｯ)行ってくるね。』

司視点

かわいい…

いやいや、俺は何を考えているんだ…

モブ「おーい天馬顔赤いぞ」

司「なっ…?!」