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松倉「ここら辺のシャンプーはどれ使っても大丈夫だから」

『‥はい』

松倉「あと着替えだけど、多分俺かしめのなら着れると思うから用意しておく。」

『‥‥ほんとすみません』








皆さんをさっきの空気にしてしまったことに罪悪感しかなくて、顔を上げられない。









松倉「こっち見て」








松倉さんの手が私の両頰に触れてくい、と顔を上げられた。







『っ』


松倉「ずっと外いたからかなー、ほっぺた冷たい(笑)」



『松倉さ、』


松倉「あー言ってるけど、海人も心配してると思う。‥‥だから今は自分を大切にして、ね?」




暖かい松倉さんの手に包まれて、固まってた心が溶かされていく。




松倉「ゆっくり入っていいから、じゃあ俺は行くね」





するすると私の頰を撫でて微笑むと

松倉さんは脱衣所を出て行った。

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作者名:雨柚 | 作成日時:2021年2月5日 1時

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