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初見 ページ6

あんていくに行くと見覚えのある黒髪がいた。

やっぱ常連さんはあんていくで働くらしい。

賢明な判断だな。

姉ちゃんは機嫌悪そうに睨んでいた。

舌打ちの音さえ聞こえてくるし。

そして姉ちゃんに対してめっちゃビクビクしている。ビビりすぎだろ

A「バイトの人?」

カネキ「どっどうも初めまして。金木研です。今日からここで働きます。よろしくお願いします」

A「私は霧嶋A。霧嶋董香の妹です。よろしくお願いします」ペコリ

A「私年下だから気軽に呼んでもらっていいから。ま、私はタメ口なんだけど。」

カネキ「うん」

バイトの後輩が出来て内心めっちゃ嬉しい・・

芳村「じゃあそろそろ店を開けよう。カネキくん表の札をOpenにしてきてくれるかい?」

カネキ「はい!」





今日は少し早く店を閉めた
その後カネキの「人間の食べ物を美味しそうに食べるフリ」レクチャーが始まった。

テーブルにあるのはあんぱんとサンドウィッチ。

喰種でも比較的簡単に食べられる。

芳村「じゃあまずAちゃん、お手本を見せてやってくれないか。」

A「はい」

私はあんぱんを少し割って口に入れる。顔に出さないように。

やっぱクソまずい

芳村「ありがとう。もういいよ」

そう言われてすぐにトイレへ駆け込む。

出した後戻ると、カネキがサンドウィッチを青白い顔で食べていた。

カネキ「パンは無味無臭のスポンジみたいで、チーズは乳臭くて粘土みたいな食感だ・・・おぇっ」

A「カネキ詩人かよ・・・!」

その様子に姉ちゃんも店長も思わず笑っていた。

カネキ「おえッ・・・いやだってそうでしょ!」

A「喰種は生まれて時から食べれないけど・・・アンタは前は食べれたんだもんな。
  あ・・・そーいえばさ、お寿司のいくらってどんな味がすんの?」

A「私ずっと不思議だったんだ・・・あの気持ち悪い丸いのどんな味なのか・・・」

カネキは少し考えてから


カネキ「うーん・・・オレンジのつぶつぶしたやつが歯応え抜群で・・凄く美味しいんだ」

A「へぇ〜!いいね・・・!
  羨ましい・・・!」

カネキ「あっ・・ごめんAちゃん」


A「何言ってんの。カネキも同じなんだよ。
  ・・・だから食べるフリはちゃんと出来る様にしといてよ?」

カネキ「・・・うん」

白鳩→←最悪



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作者名:由良の門を | 作成日時:2022年12月11日 17時

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