【東京喰種】トーカとアヤトの妹は (ページ29)

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喧嘩ページ29

カネキ・・何処！？

アオギリのアジトを探し回ってもカネキはいない。

血の匂いのする方に進んでいくと、万丈の匂いがしてきた。

A「万丈さーん？助けに来たぞ。」

万丈「アヤトの妹！？」

万丈の声めっちゃ響く。

A「煩いな声デカすぎ身体もか。後、私霧嶋A。改めて宜しく。」

途中で姉ちゃんとニシキと合流。万丈には連絡を頼んだ。

トーカ「アンタなぁ・・言ったそばから離れんなよ・・！」

A「仕方ないだろ。私方向音痴だし。」

ニシキ「じゃあ別れんなよアホ単細胞」ﾍﾞｼ

頭を軽く叩かれたし。

A「クソニシキ」

？「オイ」

瞬間ニシキの身体に振り注ぐ羽赫の結晶。

トーカ「ニシキ！」

？「よぉ・・馬鹿姉貴、A。何しに来た？あ？」

トーカ「アヤト・・！」

私達はアヤトに向かって攻撃を仕掛けていた。

ドゴォ！！

どちらの蹴りも防がれる。

アヤト「お前ら眼帯野郎を助けに来たのか？」

A「・・・」

無言を肯定と捉えられた。

アヤト「ありえねえ・・・どこまで腑抜けになっちまったんだ・・トーカ・・A・・」

A「・・退いてよ」

トーカ「アンタとやりあう暇ないんだよ！」

アヤト「良いこと教えてやる。アイツはヤモリって喰種と一緒だ。
　ヤモリは拷問マニアだ。
　アイツ・・・死んでるぜ。」

アヤト「無駄足だったな。とっとと帰れマヌケ」

トーカ「っせえ！！クソガキ‼︎」

姉ちゃんは兄ちゃんに向かって飛び出した。
結果、赫子で押し返された。

トーカ「いい加減目ぇ覚ませ！馬鹿アヤト！！」

アヤト「半端な羽なら捥いでやるよっ！！」

ガブッ！！

姉ちゃんの赫胞を兄ちゃんが喰った。

A「テッメエ！！！！今すぐ離せよ！！」

アヤト「世界は力だ。物事の優秀さで全て決まる。
　お前も、トーカも弱ぇ。
　だから負ける。」

トーカ「A・・・」

私はトーカを安全なところに運ぶ。

A「喋らなくていいから」

アヤト「結局A。お前は弱いんだよ。俺には勝てねえ。」

兄ちゃんは私を殴ったり蹴ったりを繰り返す。

私も兄ちゃんの顔面を殴ったりしていたが徐々に体力がなくなってきた。

隙を見て兄ちゃんが姉ちゃんの元に行こうとする。
赫子もガス欠だし、アヤトの赫子でボロボロになっている。

A「(殺されて・・・たまるか・・・)」

　