好意 ページ3
今日は休日なのであんていくにてバイト
家の生計は姉ちゃんだけじゃ無理だから、私もバイトしている。
何やら黒髪の男と金髪混じりの男が恋バナ？していた。
？「でどの子なんだよ？ カネキが好きな子！」
？「ちょっ！ ヒデ声大きいって！！」
黒髪はカネキ、金髪混じりはヒデって言うらしい。
チリンチリン
ドアのベルが鳴る。
姉ちゃんは入ってきた人物を一瞬 睨んだ
けれどすぐに仕事に目線を移した
トーカ「A、コーヒーひとつオーダー」
A「はーい」
返事はしたが、目線は入ってきた人物から離せなかった
入ってきたのは神代利世だ。
さっきのカネキとかいう奴は顔を赤らめている。
人間から見たリゼはきっと美人で素敵な人、というイメージがあるんだと思う。
まぁ実際かなり美人だが。(認めんの癪だけど)
私ら喰種から見たリゼは「大食い」
男を誘惑し、大量に捕食する喰種。
きっとあの男もリゼに目をつけられている。
近日中に喰われるだろう。 あーあ常連さんだったんだけどな〜 可哀想〜
ベシッ
トーカ「ぼーっとしてないでさっさとコーヒー作れ」
うわ うるせー姉ちゃんが来た
A「あ 忘れてたし。ていうかさっきも作ったんですけど？
姉ちゃんがやりゃ解決だろ」
空のコーヒーカップに目配せする。
トーカ「こっちは接客で忙しいんだよっ！わかったら早くやれ！」
そう言うと姉ちゃんはご丁寧にソーサーまで私に雑に出した。
私は胸に押し付けられたソーサーにため息を溢す。
A「ハイハイ」
これ以上説教はゴメンだしなぁ
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作者名：由良の門を | 作成日時：2022年12月11日 17時
