夏の終わりに想うこと (ページ9)

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潤サイド

みんなで車に乗ってAの家にきた。

車の中でも2人はいちゃこらしてたんですけどね。ほんとよかったよ。あとで2人から話聞いてやる。

A「どうぞー。汚いし、狭いかもだけどごめんね。」

潤「おじゃましまーす。」

和「てか俺もはじめましてに近いからね、Aの家。笑」

翔「すいませんね、和くん？付き合いたてのカップルのおじゃまをして。」

雅「綺麗なお部屋だねー。かわいいって感じ。」

もう。雅紀は思ったことすぐ口に出すんだから。笑

A「すぐ準備するんで適当にしててくださいね」

俺も結構、料理はする方なのでキッチンに向かうAに

潤「俺も手伝うよ」

と言うと助かる、と言ってくれたのでついてく。

和がすごい顔で見てたけどとりあえず無視。笑

野菜と包丁を渡してきたので受け取って切る。

A「潤くんはいつも手伝ってくれてたよね。」

潤「そう？好きなのかもね。笑
A、もう痛いのマシになった？歯。」

和「当たり前でしょ、俺がやったんだから」

A「びっくりしたー。なんで後ろに立ってんのよ。笑でもね、ほんと今は痛くないよ」

和「ま、まだでっかい穴抱えてるんですけどね？Aちゃん？」

A「もーうるさい。ばか。そこの棚にお箸とか入ってるから並べておいて？」

和「ちぇっ、はーい」

潤「でもほんとによかった。和ずっとAのこと話してたんだよ？ここ最近。」

A「たまたま会って歯医者してるなんて言われてびっくりしたんだもん。でもなんか私もずっと和のこと考えてたなあ。」

潤「2人とも久しぶりに会ってるとは思えないもんね、さっきから。よし、できた。」

A「そうね。会いたかったのもある。笑
こっちもできたよー。」

智「持っていくものありますかー」

なんて言って最終的にみんなで運んで。テーブルを囲んだ。

A「よかったーいつも私の家で集まってて。笑
テーブルちょうど良いね。」

和「そうなんだね、よし！食べよう。」

雅「じゃあAとの再会を祝って。カンパーイ」

そこからワイワイみんなで話して。

和との再会の話やら俺ら5人の話やら。

なんでみんな歯医者なの？って聞くから智くんが歯科大に行って話を聞いていたら、俺らもいつのまにか目指してた

なんて言ったら信じられない、って全否定されたけどね。

いつのまにかいい時間に。そろそろお開きにしようかって言ってみんなで片付けをして先に4人で家を後にした。