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そらるさんの空いている右腕が私の後頭部に回ってきて、完全に私は身動きが取れない
角度が変わる時の隙間から入る酸素で必死に呼吸を繋ぐ
それでもやっぱり酸素が足りないのか、頭がクラクラしてきて足元が覚束なくなって、体重を預けるようにしてそらるさんの胸板に手をついた
座り込みたいのにそらるさんがそれを許さないように支えている
｢ふぁっ……｣
まっっったく私の声じゃないものが耳を掠めて、驚いてはっと口がほんの少し開いた
そこににゅるりと生暖かいものが入ってきて、私の舌に歯に歯茎にそれが当たる
そらるさんの舌だ！！
気づいたのもつかの間、にゅちゃりと非常にいやらしい音が響く
｢んぅ……｣
私のものかそらるさんのものか分からない唾液がどんどんと私の口に溜まって、だらしなく私の口元から少し溢れた
急いで喉を鳴らして飲み込む
上を向いてるせいで、ごきゅりっと大きな音を鳴らす羽目になった
もう何もかもが恥ずかしい
息をしたくて、吸おうとすると変な声が付いてきちゃうし、ヨダレを垂らしなくなくて飲み込もうとすると大きな音がするし
それに───
｢んっ……｣
お腹の奥の方がジンジンとする
もう無理だっとなけなしの力を集めてそらるさんの胸板を叩いた
｢は……ぁ……｣
伝わったようでそらるさんも離れてくれて、新鮮な空気を胸いっぱい吸い込みたかったけど、今度は息切れのため出来ない
ズルズルズルっとゆっくり床に座り込んだ
うぅー頭がクラクラする
｢ごめん、やりすぎた｣
そらるさんも息切れしているけど、私よりは全然余裕そうで座り込んだ私に手を差し伸べてくれる
｢ちょっと……はぁ……はぁ……タンマです｣
申し訳ないけど、その手を取って今すぐ立つことは叶いそうにない
床に手を着いて、お姉さん座りで完全に床とお友達だ
｢……ブレーキきかなかった｣
｢い、いえ……はぁ……私の下手っぴが……悪いので｣
すぅーっと大きく息を吸って吐くと、だいぶ楽になって、口元のどちらのものかも分からなくなったヨダレをグイッと拭いた
｢今度は気を付ける｣
｢大丈夫です。……その、変な感じでしたけど。嫌……ではありません｣
素直な感想を述べてそらるさんを見上げる
まだ差し伸ばされていた手に捕まって立ち上がった
ふぅー。大人の階段は遠いいなぁ
｢あんまり煽るとどうなっても知らないよ｣
｢お手柔らかに……｣
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う - ランキング独占凄い (2020年8月6日 19時) (
レス) id: 955e265665 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな＝あるてのちゃん - 今そらるさんの自撮り見ながら見てるんでイケメン...あっ...イケメン...尊い...状態です← (2020年7月4日 20時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - あいわな＝あるてのちゃんさん» ありがとうございます！しばらくは幸せな日々を夢主ちゃんには過ごしてもらいたいです！ (2020年7月4日 15時) (レス) id: 432a657fc6 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな＝あるてのちゃん - 移行おめでとうございます！今日も推しはかわいいなぁ← (2020年7月2日 20時) (レス) id: 8e46670866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pearl12261/
作成日時：2020年7月2日 10時
