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❁ ❁ ❁
あーだ、こーだ。と後ろから飽きもせずにに小言を吐くじぃに、逃げるように大き目に開いた足で進む
朝(昼過ぎ)から、そんなに言わなくたって分かってるってのに……
反論をすると倍でコンコンと言われるのは分かりきっているので胸の内で、ばぁーか。禿げちまえ。と悪態をつくものの悪いのは俺だということはむろん分かっている
が、受け入れたくはない
｢───いいですね。遅れたのですから、きちんと誠意をみせて謝るのですよ｣
｢そんなこと気にするようなヤツじゃねぇって｣
｢どう考えてもされるような方でしょう｣
そうでなくともですね。と気を付けていたのにお小言に薪をくべてしまったらしいので、ため息をはいてからもう開くまい。と口を閉ざした
どうせなら耳も閉じられればいいのになぁ
この後は定例会ならぬAを周知させるための夜会があるわけだが、まぁ普通に寝坊。ある意味通常運転。
身支度を適当にする訳にもいかず、迎えに行くと言ったAをずっと待たせている状況だ
｢だったらやっぱ外から飛んでった方が早かったダロ……｣
｢なりません。女性ですよ？お年頃の。
淑女の部屋に窓から出入りするなど豪語同断。1からまた紳士教育をされますか？
じぃは悲しいです。主がこのようにポンであったと思うと……｣
｢はいはい。俺はポンで、ボンでちよちよ赤ちゃんですよ
誰がキングになるもんか。めんどくさァ｣
シッシッと手を払い、近づくじぃを遠ざけて早くこの状況をどうにかするために歩くスピードをさらに上げた
段々と人気が減り、代わりに物々しい建物にふさわしい酷く冷たい風を感じながら目的の部屋にたどり着く
顔パスなのか、俺の力を見てなのか、とにかく言葉を発する必要もなく警備を素通りして部屋の中に入った
廊下と直結している客間で悪魔に囲まれながらもお茶を飲んでる人間を見定めて、遅刻した手前なんて声をかけたらいいかわからず、結局だんまりで女の前に座った
｢あらあら。別に時間なんぞ気にしなくてもよろしいのですよ。
えぇ、だって私はあなたの“物”、なのですから所有者に従いますもの。｣
わぁーお。めちゃ怒ってらっしゃる。
ちっともオニキスの瞳をこちらに向けることなくカップを傾けながら一息で言ってのけ、一口飲んでからｶﾁﾘと音を鳴らしソーサーにカップを添えた
助けてくれ。と、いつも後ろに控えているバフォメットに目を向けたが涼しい顔で笑みを浮かべるだけだった
首を引き裂いてやろうか
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パール(プロフ) - あめさん» ありがとうございます🙇♀️頑張らせていただきますっ (3月14日 14時) (
レス) id: 1af3cf4740 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - 遅くなりましたが続編おめでとう御座います！！これからも作者様の執筆活動応援してます！！ (3月5日 20時) (レス) id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - もなかさん» ありがとうございます。細かく書くつもりはないんですが、お陰様で進みが遅すぎて、全然本題の人間界へ言ってくれなくて困ってます笑。ちまちま更新、頑張っていきますね。ありがとうございます (3月2日 12時) (レス) id: 1af3cf4740 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - もう本当に好きです。最高です。日々の生きがいにさせて貰っております！細かい描写の表現などいろいろ本当に好きすぎます。これからも無理をなさらない程度に頑張ってください！本当に心から応援しています！ 長文失礼しました。 (2月26日 1時) (レス) @page4 id: 3cb0a298d4 (このIDを非表示/違反報告)
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