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昼時に一度お会いしたばかりですが、改めて天の玉に挨拶をします
｢あー、サーシャのじぃやさん｣
人受けの良さそうな笑顔を浮かべ、天の玉は名乗ります。天の玉が来てからしばらくが経ちましたが、やっと初めての挨拶を交わすことが出来ました
挨拶もそぞろに定例会についてお伝えします。
すると不安そうに瞳を揺らし、後ろに控えていたバフォメットに視線を飛ばしました
随分と仲を深めたようですね。それともこれもバフォメットの能力ゆえでしょうか。
｢私、その…そういう集まりの作法とか何も知らないんですけど……どうして王様は招待して下さったんでしょう｣
｢これは私の愚考ですが、アレクサンドル様の庇護下にあると公に示すことで天の玉の安全を確保するためかと｣
だけではなく、天の玉を人質のように取り、自由な主を少しでも懐柔するためもあるのでしょう。
ですが、先程言った天の玉の立場を確かなものにするのも大切なことです。
今の所、天の玉がこちらにいることも、もちろん主が考えなしに番いの契りを結んだことも知っているのは極わずかなものです。
この国に今後、どんどん深く関わっていくであろう天の玉の立場を担保するのは急務でしょう
｢立ってるだけでいいのでしたら……｣
｢それで問題ございません。あとは男である主の仕事ですので、天の玉からなにかされる必要はございません｣
ほっと息をついた天の玉は私の背後……ドアでしょうか。に視線を飛ばされます
もしかしたら主を探されてるのかもしれません
なんとも庇護欲をそそるものですね。
事実弱いのですから、庇護しなければならないのでしょうけど
少々、主の気持ちも分かり口角を上げ鼻から息を抜きました
｢当日の装いを整えなければならないので、採寸表をお受けしても宜しいですか｣
｢あぁ、そっか。お任せします｣
バフォメットの手を借りて立ち上がり、ゆったりとした動きで移動されます
それにしても、なんですか。あの無骨な鎖は。
先程までは首元のものしか見えませんでしたが、よく見れば腕……しかも両腕に付けられています。
どう考えても着飾るためのアクセサリーではなく、なにかの魔術具なのでしょうが。あまりに似合いませんね。
誰ですか、これを選ぶセンスのない方は。
宝飾品も見繕う必要がありそうですね。
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パール(プロフ) - あめさん» ありがとうございます🙇♀️頑張らせていただきますっ (3月14日 14時) (
レス) id: 1af3cf4740 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - 遅くなりましたが続編おめでとう御座います！！これからも作者様の執筆活動応援してます！！ (3月5日 20時) (レス) id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - もなかさん» ありがとうございます。細かく書くつもりはないんですが、お陰様で進みが遅すぎて、全然本題の人間界へ言ってくれなくて困ってます笑。ちまちま更新、頑張っていきますね。ありがとうございます (3月2日 12時) (レス) id: 1af3cf4740 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - もう本当に好きです。最高です。日々の生きがいにさせて貰っております！細かい描写の表現などいろいろ本当に好きすぎます。これからも無理をなさらない程度に頑張ってください！本当に心から応援しています！ 長文失礼しました。 (2月26日 1時) (レス) @page4 id: 3cb0a298d4 (このIDを非表示/違反報告)
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