【CR】さよなら三角、また来て2 (ページ15)

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近く来るテストのために早めだけど勉強しようと机に教科書とノートを広げる
でも集中なんてできるはずもなく、脳が必死に回ってる議題は明日mondoにどう話しかけるか。である

あくまで普通に。でも謝りたくない。

mondoは気分屋だし、明日はケロッとしている確率の方が高いんだろうけど、でもそうではないパターンをあって必死に色んなパターンのシュミレーションを行っていた

塩らしくしている自分を想像する度に、いや私悪くないし！mondoがいつまでも子どもみたいな態度取ってるだけだし！と憤怒しては、sellyはなぜ今日来なかったのだろうと思案する

まずい。勉強できない。

水でも取りに行こうとリビングに出ると既に電気は消えていて、もう両親とも寝室に入ったのだとわかる

｢そんな時間…？｣

確かに夜ではあるけど、まだ日付を超えてはないというのにうちの両親はそんなに歳をとってしまったのか……。……仲がいいのか。

背中あたりが痒くなりだしたので、水とともに変な考えは流し込んだ

ポケットからスマホを出して、ぼぉわっとこの部屋の明るさでは目がくらむスマホの明かりに目を細めて徐々に調節された画面に目を落とす

友達いませんからね。連絡なんて無論ありませんとも。

｢よし。｣