【CR】さよなら三角、また来て2 (ページ11)

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｢もーんどやー｣

｢……あとご…｣

ほぼ夢の中に身体を残したまま睡眠の延長を要求してくる

あと5分も1分も待ってられるものですか

起きてくれないmondoのほっぺをつまみ引っ張るとうざったそうに背を向けられた

｢はぁ……。一体昨日は何時までやってたの｣

一向に反応が返ってこないので、本気で寝てんのかと背を向けるmondoの顔を見るべくベットに足をかけた

私の伸びた髪が耳からこぼれ落ちてmondoの耳に触れる。それが鬱陶しかったのか、mondoがようやく反応を示した

私を睨むようにしてゆっくりと視線を飛ばしてくる

｢起きたね。さぁ、早く支度するよ｣

｢お母さん、眠いです……｣

｢寝ない子が悪いのです、手のかかるバカ息子｣

｢……男を襲う趣味がある母親とか、クソほど嫌デスネ。どけ。またがるな｣

なんという言い草か……。自分のことはまるっきり棚の上だ
こっちは心配してやっていることだというのに……

でも私もこの状況は如何なものかと思うので大人しくmondoから退いた

mondoも後を追うように起き上がって足を布団から出す

気持ち良さげに腕を天井に伸ばすとシャツの裾が上がり男子高校生らしい美しい筋肉が見えた
ろくに運動もしてなさそうなmondoでもこれだから、きっとsellyはすごいんだろうな

人のことぱんちして倒してるくらいだし、私のことも片手で掴みあげてたし

｢見んな。痴女｣

……ぱんちしていいだろうか