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｢そう。これは後で書面にして……ぁ、｣
なるほど。内密の内容なのだろう
常に監視の目がある私たちは秘密のやり取りや、例えば恋のやり取りなんかは書面上でやるのが了解だ
けどその書面を内密に読むことは今の私にはできない
うーん。人払いしちゃおうか
｢チターゼ様は戻ってきてますか？｣
｢いえ。まだです。｣
あ、そうなんだ。
てっきりまふまふ様と一緒に戻ってきてくれたのかと思った
｢いぶ様、まふまふ様と少し話をしますから、ミラ立ちを連れて席を外してください｣
｢耳を塞げばいいんですか｣
｢はい。それで構いません｣
いいですよね？という意味を込めてまふまふ様側に表を向けると｢ありがとう｣と返ってきた
まふまふ様側の側近もきっと耳を塞いでくれることだろう
まふまふ様の指が私の手に触れた
話し始めるよということだろう
｢Aがあの時、女中にやった事を試したいんだけど｣
｢後で報告しようと思っていたのですが、センラ様から先程その力についてのお話を聞きました｣
｢ほんと？どんな話？｣
｢王族と黒髪の者の関係です。どうやら黒髪の者が王族の血を摂取するとその王族に帰属する神の力を扱えるのだと言ってました｣
｢血？でもあの時Aは……｣
思い出されるのは自分の大胆かつ後先考えない行動だ
今一人だったら大声を出したいくらいには恥ずかしい記憶である
小さい咳払いをしてから、私は頷いた
｢闇の神は体液をと言っていたのです。
けれどだって、まふまふ様に怪我をさせる訳にはいきませんから……だから……、そのぉ……。すみません｣
｢驚いたけど怒ってないよ。もう僕からもしちゃった事だし、この後ろにいる人達には言えないけどね｣
｢……ですね｣
はぁぁぁ。
でもまふまふ様がしてくださったキスと私がやってしまったものは違うものだ
あの時、私はキスするつもりでやった事じゃなかったけど、官能小説で見た事あるやつだ、あれが
｢あんまりそんな可愛いことしないでよ。このまま僕の部屋に連れて帰るよ？｣
まふまふ様の指が私の指の間に絡まってきて、後ろから咳払いが聞こえた
あーそうだった。
彼らは耳を塞いでるだけで、私と違って目はついてるんだった
｢それで試したいこととはなんなのですか？｣
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み - あああああほんとにほんとに大好きです；；この作品を見始めてだいぶときが経ってしまいました…笑これからもずっと応援してます！！！更新も心から待ってます！！！ (2022年9月3日 22時) (
レス) id: 8a4fd07eea (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 今日初めてこの作品に出会ったのですが朝からぶっ通しで読み進めてしまいました笑めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてます！！ (2022年8月13日 17時) (レス) @page34 id: e49e111514 (このIDを非表示/違反報告)
syaruru 。(プロフ) - いやぁ…パールさん…私、この物語を読み始めて早半年…ほど経っているのですが、全く飽きません！！！飽き性だった私が、ですよ！？！これって凄い事だと思います…。。。更新、末長く待っております！！ぜひ、無理のない範囲で…更新、楽しみにしております。 (2022年8月13日 12時) (レス) @page34 id: 65afdc156c (このIDを非表示/違反報告)
葵雨(プロフ) - 初コメ失礼いたします、、、。いつも更新を楽しみにしております！無理せず頑張ってください！ (2022年8月11日 19時) (レス) id: f9785f1ea6 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀＠扇風機星人二世(プロフ) - この展開がわからない感じが堪らないです！夢主ちゃんはどこか俯瞰したような目線で周りの人があたふたする感じ大好きでめっちゃ癖です！！ (2022年8月7日 9時) (レス) @page34 id: 3e8f8bf137 (このIDを非表示/違反報告)
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