【selly】道を間違えずに/短編集 2

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私は一旦部屋を出て、窓をあけた

色々興奮してたのか身体がすごく暑い


sellyのえぇ……という不満の声を聞きながら私はゆったりとしたくて壁をつたって床に座った




｢せりぃー……会いたいね｣





何だかとても人肌恋しい

地震がとかじゃなくて、焦りまくったせいで疲れてのかもしれない



こういう時はsellyの腕の中でぐりぐりとおでこ押し付けるのが一番いいのにな……




『……ごめん』



｢なんで謝るの？ふふ

それにしてもよく日本で地震があったってわかったね。韓国でニュースでもやるの？｣



『ニュース？やらないけど……
配信見てたからねぇ』



｢あぁー、なるほど。selly、私の名前コメントに書いたでしょぉ

コメント欄が私な名前でたくさんだったよ？｣



『まじぃ？ごめん、なんか、考えるの…してないのか』



｢んー、いいよぉー｣



『A？』



｢なぁに？｣



『寝るの？』



｢ううん。ちょっと疲れただけ｣



『……寝るのするまで、電話したい？』



｢selly、今日配信まだしてないよ？｣


『どうでもいいじゃん、それ』


｢じゃ、そうしよっかなぁ｣


『ん。それがいいね』




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りなさんから［だるさかエペ中に大きな地震］でした

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