【selly】道を間違えずに/短編集 2

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結局、親に怒られた子どものようにとぼとぼと着いてくるselly
どうやら反省はしてるらしい



３歩も４歩も後ろで歩いてるsellyをたまに安全のため確認しつつ、家まで一言も話すことなく戻ってきた






｢selly大丈夫？｣



｢大丈夫じゃない｣



｢でしょうね｣





ぎゅぅーと抱きしめられる
何かを充電するように私を抱きしめて、許して。と小さい声で言ってきた


私も馬鹿で、単純だからすぐにいいよ。と言ってしまう





｢あぁA、可愛い。美味しそ｣



｢sellyの方が可愛いよ｣



ほっぺを両手で挟むとコテンと首が傾いてなんでぇ？と聞いてくる


これが可愛い





｢オレ、Aに嫌われたのかと思った｣



｢あんなことで嫌いになんかなるわけないでしょ｣



｢こわかったぁぁ｣




｢はいはい｣



｢もうオレ、お酒のやめる｣



｢それよりちゃんとご飯食べるとか、たまに運動するとか、そういう普通の健康的なことしてよ。身体に悪い｣



｢Aが毎日、オレに好きのしてくれたらやめる｣




好きのってなに？
好きな事って言おうとしたのか、好きって言えって意味なのか


でもそんなの些細な問題だった



sellyが健康のための努力をするんだったらなんでもいいよ




｢いいよ、好きなことしよう｣



｢わかった。じゃ、ベット行こ｣



｢………待って。規約もう1回｣



｢やだぁー｣



｢わざと騙したでしょ！！？｣



｢オレ、日本語わかんねっ｣





詐欺だ詐欺！
毎日なんて死んじゃうよ！！！



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私が書きたかった。
パート2へようこそ。

それeasyに解決するけど→←思ってる以上に日本語ができる彼氏

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