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｢1人抜いた｣
｢おけ、グレから突っ込む｣
韓国に来て半年、彼とゲームをし始めて半年
勉強はそこそこに毎晩遅くまでゲームに明け暮れていた
｢mondo、はやく｣
｢待てよ。俺遠い｣
｢全部キル貰っちゃうよ？｣
｢待て待て、ぉおいっ！｣
｢あ、手が滑った｣
3キル分しっかり貰ってしまった
といってもmondoだって1キル入っただろうしべつにいいじゃないか
mondoっていうのは彼のゲーム内での名前で、私たち以外に私たちの会話を聞いている人はいないけど、こうやって呼んでる方が楽というか
｢あぅち｣
急にどこからか頭を打たれ、私のレベル4のヘルメットが吹っ飛んでしまった
普通に痛い
｢mondo出番だよ、N30ら辺にいると思う｣
｢はいはぁーい｣
アドレナリン注射ぶっ刺して、応急を巻き巻き
本当は野良の人が二人いたんだけど速攻お亡くなりになった
人数不利がずっと足を引っ張ってなかなか前に行けない
｢1人半分削ったけど……あっち行こ｣
｢弾ないんだけど……5mmない？｣
｢9ならある｣
｢使えないわ、そんなの｣
｢ハハハ、這ってあの箱見てくれば？｣
｢死ねって言ってるの？｣
なんの遮蔽物もない草むらに落ちてる箱のことを言ってるんだろう
あんなん見に行ったら、さっき撃ってきた奴らに蜂の巣にされるに決まってる
｢いいや、もうサブマシンガンで戦うから｣
｢いやいや、ごめんごめん。あげるよ｣
｢持ってんなら初めっからちょうだいよ｣
mondoが100発も落としてくれて私はありがたくそれを頂戴した
そしてそんなことをしている間に最後の部隊がやり合ってる音が真正面から聞こえてくる
｢終わったら1人落としてね｣
｢落とす前に行くなよ？｣
｢分かってるよ……。一体どれだけあなたに教えられたと思ってんの｣
｢A、すぐ突っ込むから｣
｢いつの話だ｣
しかもあれは突っ込んでるんじゃなくて、いつの間にか敵地の真ん中に立ってたんだって
戦闘音が止んで、代わりに真後ろからスナイパーのどでかい音が聞こえてきた
｢行こ行こ行こ｣
｢あと2人残ってるからね｣
｢知ってる｣
mondoから貰った弾をふんだんにばらまいて、回復もしきれていない敵をほふった
余力を残したままの形勢逆転を果たし、ドン勝を頂く
｢余裕だな｣
｢……いや、結構大変だったけど｣
｢それは味方が悪いだろ。死ぬなよ｣
｢それはそう｣
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月瀬咲(プロフ) - 長くなってしまいすみません。これからも応援してります……！ (2021年12月11日 16時) (
レス) id: 4c6e10abe5 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬咲(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。他の作品と共に拝読いたしました。素敵な作品で感情が凄く動かされました……！タイトルがこの読み方であってるのかな？と思いながら読んでいたのですが、最後に答えが書かれていて言葉では表せないような気持ちになりました……！ (2021年12月11日 16時) (レス) id: 4c6e10abe5 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ゆーちゃさん» ありがとうございます。是非ともまた、他の方の作品で (2021年12月10日 18時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - m i s aさん» misaさんいつもありがとうございます🦕後日談(泣)なんか、考えても考えても大人な雰囲気になってしまって笑笑書きなぐったら載せますね (2021年12月10日 18時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - はやせさん» うぅ、ありがとうございます。CR好きと言ってもかけるほど理解してる方は少ないので、もし次書く方が知っていたらまた (2021年12月10日 18時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
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