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うん。分からない。
そもそも雨を食べる必要性を感じないから、これならまぁ食べられる味だ。なんて書かれても、じゃ美味しい森の水を飲めばいいのにと思ってしまう
そもそも青の国は水に困ってるんだろうか……
こんな本があるんだから少なくとも雨を食べようなんて思う一瞬があったとは思うんだけど
｢Aさ……っ！Aさ…ま！｣
いや、大国なんだから買うなりなんなりできるよね…？
そもそも海なんていう、無限の水源があるんじゃ───
｢───A様っ…！｣
｢はっ、はいっ！｣
心臓が飛び上がるほどの大きな声が掛けられて、肩を飛ばせる
何事だ
でも私がチターゼ様のその大きな声に振り返る前に、優しく綺麗な手つきでトンっと軽い音をさせて目の前の机に手が置かれた
その手には高そうな宝石がついていて、その大きな青い宝石に目が奪われた
───あぁ……どうして何事もなく過ごせないんだろう
｢そういうところはそっくりだな｣
｢…なにか……。なにか…御用でしょうか。───国王｣
見上げると斜め後ろにいる、私を値踏みしている青い瞳とかち合った
そらる様と同じ目の色
一体何しに来たんだ
許可ならミラが取ってくれてるのでここにいることに対してはなんの問題もないはずだ
ここに連れてきてるのも上級貴族のチターゼ様とそう様の2人だけだし、引っかかることなんかない
まさか…そちら側もたまたま用があって。たまたま私を見つけました、なんてことないよね
王様は私の質問には答えを返さず、そのまま私を見続けていた
我慢比べのようになってきていて、私も負けじと見つめ返すけど今にも威圧で怖気付いてしまいそうだ
本当に何しに来たの！
用ないならどっかいってよぉ！
｢花は好きか｣
｢…………｣
今なんと…？
花？
全く脈略のない話題に思わず三回も瞬きをしてしまった
一体どんな難癖を付けられるのかと身構えてたもんだから、すかしを食らった気分だ
｢口が聞けなくなったか｣
｢いえ。少し驚いてしまって……
花はとても好きです｣
｢じゃ着いてきなさい。｣
……すんごく嫌です。
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パール(プロフ) - 魔灯さん» はい、わてもです。 (2021年10月17日 10時) (
レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ふみさん» ひぃぇ〜。未来人間になってしまった……。ありがとうございます、治しておきます！ (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - わらわらびもちさん» 毎日更新途切れないように頑張ります(泣) (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - めろんぱんさん» こんな、川から落っこちる予定ではなかったのに、寄り道してしまいました笑楽しんでもらえてるなら、道草も意味ありましたね！ありがとうございます (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
魔灯 - そらるさんが好きすぎて死にそう////// (2021年10月17日 9時) (レス) @page28 id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
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