閑話2 ページ38
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ﾎﾟﾂﾎﾟﾂとすぐそこの庭から葉っぱが雨を弾く音が聞こえた
青の国の珍しい晴れの日が終わりを告げる
まふまふは電池が切れたように黙りこくって、俺から目を逸らした
俺はずっと目が合わない赤色を追って言葉を待つ
もしかしたらこいつ自身考えてことがなかったのかもしれない
傍から見ればあからさますぎるのに、行き過ぎた行動のあれこれは紳士の延長線だとでも思ってたのだろうか
｢そらるさんは……、僕に春が来たと思ってるんですか｣
｢もう答え見つかってんじゃん｣
｢でも…Aは………｣
以外にも冷静に自分の感情を受け止めたみたいだった
もっと反発すると思ってたけど、もう既にその思いはまふまふの大半を占めてたんだろう
それ故にAへ正面切るのは辛い
あいつは……自分の為に生きてるって感じがしない
女神のような慈悲深さもそうだけど、何より自分に興味がないように思える
無頓着なんだ、あんまりにも
まふまふを手放したくないのは、今日あの必死に追いかける姿を見て痛いほどわかった
でもそれが恋かと言われれば、そんな甘酸っぱいものじゃないのは確かだ
まふまふの言う通り、国目的なんだろう
あんなに恋にすぐに落ちたっておかしくなさそうなAが、どうしてこんなにも自分の感情に興味がないのか
｢まふまふが言いたいこともわかる
でも今ここでAが消えてもいいのか
変な意地通して、手遅れになってからじゃ知らないからな｣
｢あぁぁあ"ーーも"ーう！そらるさんに言われなくたって分かってますよ！
探しますよ！探せばいいんでしょ！｣
｢言われる前からそうしろ｣
まふまふの春が花咲くかどうかの保証は出来なかった
でもどちらにせよ
その時にAがいなくちゃ何も始まらない
｢ほら、その頭使って探せ｣
｢取り敢えず石像を破壊しにいきまふ……行きます。｣
｢はい、分かりました。行きまほう｣
｢……。その前に一発やり返させて下さい。殴らせろ。｣
【�将将后枋�めた私と諦めない君→←閑話 [遠い親戚より近くの他人]
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パール(プロフ) - 魔灯さん» はい、わてもです。 (2021年10月17日 10時) (
レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ふみさん» ひぃぇ〜。未来人間になってしまった……。ありがとうございます、治しておきます！ (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - わらわらびもちさん» 毎日更新途切れないように頑張ります(泣) (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - めろんぱんさん» こんな、川から落っこちる予定ではなかったのに、寄り道してしまいました笑楽しんでもらえてるなら、道草も意味ありましたね！ありがとうございます (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
魔灯 - そらるさんが好きすぎて死にそう////// (2021年10月17日 9時) (レス) @page28 id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
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