あっっっっちゃん！！！！！ (ページ23)

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そこから、お互いのYouTubeに賭ける想いについて語り合ったり

わたしの「眠い」の一言でみんなで昼寝したり
(ひ「絶対に誰か起こせよ！」)

ゆうたくんの「編集ー……」というため息混じりの一言で、唐突に編集大会が始まったりした。

『編集技術盗もう〜っと』

や「俺らもAの参考にしたい」

あ「うん、もしよかったら見せて」

パソコンを膝の上で開いたわたしの横に、あっちゃんが座る。

ふわっと、石鹸みたいな香りがした。

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ほろよいの缶を一緒に一つだけ空けさせてもらった。
(ゆた「うわ一緒にカンパーイできるの激アツ！」)

酔わないわたしを見て
「まじで顔色ひとつ変わんないんだね」なんて驚かれた。

編集も褒めてもらいつつ、わたしも皆さんのスゴさを改めて実感しつつ、

気づけば時計は２２時を回っていた。

『うわー！！長居しすぎた！ごめんなさいー』

お邪魔しましたー！と急いで荷物をまとめると、

や「あ、あっちゃん送ってあげて」

あ「もちろんもちろん〜」

「俺飲んでないからねー」と、すんなり上着を着るあっちゃん。

『え！？いや悪いですって』

ひ「いいから。夜遅いし乗せてもらってー。」

ほいほい。とあっちゃんに玄関まで背中を押された。

『はぁーすみませんっ

ではお言葉に甘えさせていただきます』

ゆた「あむぎり頼んだぞ〜笑」

ゆま「コラボ楽しみにしてますっ」

『こちらこそです浦田さん！』

バイバイ〜と４人に手を振って、外に出る。果たしてこんなに良くしてもらっていいものなのだろうか……。

「こっちこっち」と車まで案内された。いっつもベラベラ話すくせして、こういう時には何も話せなくなる。

車内に沈黙が流れた。

あっちゃん眼鏡似合うなあ、なんてぼんやり思う。

「あ、じゃあ曲がるとこだけ教えてね」

『はい、お願いします』

また、沈黙。たまに「そこ右で」「左で」なんて言うだけで、あー、わたしも常々コミュ力のない女だ。

しばらくすると、あっちゃんが口を開く。

「意外と静かだねAちゃん笑」

『うわあーー。すみません。歌います』

「えっ！？」

慌てて流してくれていた音楽に合わせて歌えば、絶対若干引かれたけど笑ってくれた。

「……あれ？」

『どうしました？』

「Aちゃん家あのマンション？」

『あ、そうですそうですー！』

そろそろ降りようかと思えば、

「俺さ、」

＿＿＿衝撃の事実が判明する。