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◆同情しない◆ ページ25

山の方で鬼が出たとのこと。

 
 しかも自我のある鬼だそう。向かった隊士は全員帰って来ていないらしい。

 だからって私行く必要あるのかな…、なんて思いながらひたすら走り、山に入りかけたその時。

 小さな、すすり泣く声。
 

 あ、居た_。


 岩に座っているのは、髪が白くなりかけた、黒髪の少女。
 しかも若い。子供か?


 
 …関係ないか。
 

『…氷の呼吸 壱の型 氷原割り』

 重く冷たい氷を叩き割るように力を込めて刀を降り下ろす。

 が、かわされた。
 …気付いてた?


 少女の鬼は手で顔を覆いながら口を開く。

「…もう、やめてよお…痛いのイヤなの…!!」

『…痛くない攻撃なんて無いでしょう普通』

_パキパキッ…

「ッ!!??」


 この会話と言えるのか定かでない一瞬の間に、両腕両足背中の筋肉を凍らせた。

 よって彼女は今思うように身動きがとれませーん。


「や、やめてっ、やめてよおっ!!

 ……え?」

『あなたは今、筋肉が凍っています。

 …なので、血鬼術は使えないですよ。残念でした』

「ッま、待ってッ!お願い、聞いてほしいことがあるの!!


 わたしっ、人間の時、両親にたくさん暴力されたのよ!!

 だから痛いのはもうやなの!ね、わかってくれるでしょう?」

『それは可哀想ですね。


…でも、あなたが殺したひとたちは、それ以上に痛い思いをしたでしょうね』

「………ッ!!!??」


 辺りが凍りついていくのが自分でもわかった。

 これが私の個性であるということも。
 彼女がだんだん凍り付いていく。
 私自身にも、霜が張り付く感覚があった。


 …なんて自己中心的。ありえない。


『大変申し訳無いけど、普通に死んでください』

「い、いやっ……!!!」

 
『氷の呼吸 肆の型 氷柱落とし』


 
「いやあああああぁぁぁッッ!!!!」



 首を落とした彼女は、灰となって消えていった。
ーーーーーーーー
 番外編的な何かでした!夢主さんの戦い方的な…!!

◇久しぶり◇→←◆おはぎ騒動(番外編1)◇



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はし(プロフ) - 氷翠さん» あっっっっっりがとうございます!これからも頑張って更新していきますね。よろしくお願いします! (10月15日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - すっっっっごく面白いです!更新ファイト! (10月15日 15時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - ASUKAさん» あ、あああ、ありがとうございます!!これからもっと語彙力つけて面白いお話になるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いします! (10月12日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
ASUKA - 面白いですね!続きが気になります…更新、待ってます!! (10月10日 23時) (レス) id: 2aeb894d27 (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - シマさん» ああああああああああああ…!!やってしまった…!!  すみません、完全なる作者のミスです。修正しておきますね。教えてくださりありがとうございます。 (10月10日 6時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はし | 作成日時:2019年10月5日 22時

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