◇蝶屋敷◇ ページ17
ぐいっ、と大きく背伸び。
暖かな風が頬を撫で、思わず欠伸がでる。
『え〜と、ここを右…と』
鮎「チガウ左ダ、アホ！」
『す、すみません…』
鮎太郎さんに怒られながら道を進む。
柱合会議から一夜明けた今日。
私は、炭治郎と禰豆子ちゃんに会いに、蝶屋敷へ向かっていた。
蝶屋敷って、胡蝶さんの屋敷だよね…。もしかしたら会えるかも！
『あ、見えてきましたよ鮎太郎さん！あの屋敷ですよね！』
鮎「チガウ！ココヲ真ッ直グダ！」
『ええ……』
・
しばらく歩くとお屋敷が見えた。
見覚えのある少女が門の前で掃除をしている。
あの子はもしや……！！
『アオイちゃ〜ん！』
ア「え、なんで私の名前、知ってるんですか？」
あ、忘れてた。記憶凍らせたんだっけか。
『ちょっと失礼』
アオイちゃんの額に指先を当て、個性を解除する。
ア「あれ、Aさん！？なんで私、忘れてたんだろ…」
『あ、うん、なんかごめんね』
理由を説明して中に入り、炭治郎達の部屋を教えてもらう。
炭治郎、私来たらびっくりするかな…？
『…お邪魔しまーす』
炭「あ！Aさん！！」
『良かったあ、名前覚えてくれてて』
炭「忘れられるわけありませんよ
それより、昨日は俺たちの為に、本当にありがとうございました」
『ううん』
炭治郎、いい子だなあ…。
って、あれ、よく見たら奥にもう二人いるな…。金髪の男の子と…え、何あれ猪？
？「おい炭治郎ｫ！！その美少女誰だよ！！いつの間に仲良くなったんだよｫｫ！！」
金髪の方が叫ぶ。
何で泣いてんの…。
炭「こら善逸、静かにしないとまたアオイさんに怒られるぞ？」
善「だあっでえぇぇ！！」
『善逸君っていうんだ…』
善「////！！！」
俺の！名前を！言ってくれたあぁぁ！！なんて騒いでいる善逸君が、また炭治郎に怒られる。
ついでに、呼び捨てでお願いします、って真顔で言われた。言ったら更に騒がれた。
賑やかなひとだなあ…。
『ねえ炭治郎、そこの猪被ったひと、なんていうの？』
炭「ああ、伊之助ですよ」
『伊之助…』
伊「ﾖﾛｼｸ…ﾅ…」
『よ、よろしく…無理して喋らなくていいからね』
伊「ｱﾘｶﾞﾄｳ…(優しい…//)」
しばらく炭治郎たちと話していた。禰豆子ちゃんは、ずっと寝ているらしい。
とても楽しいなあ、なんて思ったとき、ふと廊下から足音が聞こえてきた。
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ぬん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！もっとのびていい作品！！応援してます🔥 (1月23日 10時) (
レス) @page39 id: 69c6908195 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 煉獄さん生存希望します！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月31日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - 氷翠さん» あっっっっっりがとうございます！これからも頑張って更新していきますね。よろしくお願いします！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - すっっっっごく面白いです！更新ファイト！ (2019年10月15日 15時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - ASUKAさん» あ、あああ、ありがとうございます！！これからもっと語彙力つけて面白いお話になるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (2019年10月12日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はし | 作成日時：2019年10月5日 22時
