◆否定側◆ ページ12
スッ、と御館様が人差し指をたてる。
と、騒がしかった空気が一気に静まりかえった。
産「鬼舞辻はね、炭治郎に向けて追ってを放っているんだよ。
その理由は単なる口封じかもしれないが
私は初めて鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない」
え、炭治郎、鬼舞辻に目つけられてんの。
…炭治郎、君一体何者……？
産「恐らく、禰豆子にも鬼舞辻にとって予想外の何かが、起きていると思うんだ
わかってくれるかな？」
ぎり、と奥歯を噛み締める音。
炭治郎…？いや、違う。
不死川さんだ。
不「……分かりません御館様
人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です
……承知できない」
刀を抜き、自らの腕に傷を付ける不死川さん。
ちょ、何やってんの。
ここ鬼殺隊の本部だよ？庭汚しちゃ駄目でしょ…(←そこじゃない
不「御館様…！証明しますよ俺が
鬼というものの醜さを！！」
産「実弥…」
『…不死川さん。御館様の御発言に対してその行動はあんまりです。
今すぐやめてください』
不「てめェは黙ってろ！！」
禰豆子ちゃんの入った木箱に血を垂らし、ニタニタと口を開く不死川さん。
不「オイ鬼！
飯の時間だぞ喰らいつけ」
炭「…禰豆子ｯ……」
『不死川さん、やめてくださ…』
伊「不死川、日向では駄目だ」
私の言葉を遮り、助言する蛇みたいな人。
その言葉に、不死川さんが、屋敷の中へと移動した。
刀が、木箱を貫く。
炭「やめろーーｯ！！！」
『禰豆子ちゃんｯ！！！』
個性を発動させようとした、そのとき。
炭「がｯ！！？？」
『うぐｯ！！』
後ろから踵落としをくらう。
背中に衝撃が走った。
力が強い。これじゃ個性が使えない。
胡「伊黒さん、強く押さえすぎです。
少し緩めてください」
伊「動こうとするから押さえているだけだが？」
くそ、蛇の人、力強すぎだっての！
『禰豆子ちゃん……ｯ』
炭「ぐぅ…ｯ」
『！！』
ちょっと炭治郎、なにやってんの！
胡「竈門君、肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと、
血管が破裂しますよ？」
それでもやめない炭治郎。
禰「ふぅｯ、ふうｯ、…」
木箱から出てきた禰豆子ちゃんが、必死に我慢している。
『たんじろ…！』
炭「ぐうぅ……！！！」
胡「！！」
炭治郎の、縄が切れた。
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ぬん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！もっとのびていい作品！！応援してます🔥 (1月23日 10時) (
レス) @page39 id: 69c6908195 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 煉獄さん生存希望します！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月31日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - 氷翠さん» あっっっっっりがとうございます！これからも頑張って更新していきますね。よろしくお願いします！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - すっっっっごく面白いです！更新ファイト！ (2019年10月15日 15時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - ASUKAさん» あ、あああ、ありがとうございます！！これからもっと語彙力つけて面白いお話になるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (2019年10月12日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はし | 作成日時：2019年10月5日 22時
