◇甘味処(番外編2)◆ ページ28
『おーい、無一郎〜』
「あ、A。待った？」
てくてくと表情ひとつ変えずに聞く彼に、全然、むしろさっき来たよ、と笑顔で返す。
今日は無一郎と一緒に甘味処に来ています。
蜜璃さんに教えてもらった、おいしいと噂のこの店。
「A、何食べる？」
『んー、とりあえずお団子食べようかな。無一郎は？』
「じゃあ、俺もそれで」
『わかった。すみませーん、団子、あんことしょうゆで5本ずつくださーい！』
少ししてお団子が運ばれてくる。
あんこ団子を口に運ぶと、とても幸せな気分になった。
「おいしそうに食べるね」
『うん、だっておいしいもん』
「そっか。A、おはぎ食べる？」
『うん、食べる』
「すみません、おはぎ、4つください。あとアイス2つ」
意外と食べるんだなあ…だからすぐ成長するのかな。
いいな、たくさん私も食べよう。
そして、もっと強くなろう。
『あ、このアイスおいしい』
「ほんとだ」
しばらく、甘味を食べながら無一郎とお話していた。
お話といっても、この前出会った鬼の話とか、無慘の情報についてとか、そんな感じのだったけど。
ふと、ツキン、と心臓が痛んだ。
いきなりのことに、思わず顔をしかめる。
『…ｯ』
「A、どうしたの？」
『あ、いや。大丈夫、ごめんね』
「そっか」
最近、心臓が痛む。
何か鋭いもので心臓をつつかれている感覚。
どうしたんだろ。
「…そろそろ行こっか」
『うん、そうだね。
あ、胡蝶さんたちにお土産買ってからでいい？』
「うん、いいよ」
胡蝶さんたちには、一番おいしかったおはぎを買った。
みんな喜んでくれるかな…
「今日はありがとね、A」
『うん、こちらこそ、ありがとう』
「また、生きて会おうね」
『うん、じゃあね、無一郎』
「ばいばい、A」
ーーーーーーーーー
私情があり更新頻度下がります…。
すみません！
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ぬん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！もっとのびていい作品！！応援してます🔥 (1月23日 10時) (
レス) @page39 id: 69c6908195 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 煉獄さん生存希望します！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月31日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - 氷翠さん» あっっっっっりがとうございます！これからも頑張って更新していきますね。よろしくお願いします！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - すっっっっごく面白いです！更新ファイト！ (2019年10月15日 15時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - ASUKAさん» あ、あああ、ありがとうございます！！これからもっと語彙力つけて面白いお話になるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (2019年10月12日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はし | 作成日時：2019年10月5日 22時
