医務室にて２ ページ35
「なんか意識がふわふわして来た時で、
ハッキリと覚えてるわけじゃないんだけど」
あたしは布団の中から顔を出した。
さっきまでの雰囲気と
違うのを察知して、
同僚もあたしの方に体の向きを変えて、
話を聞く体勢になってくれた。
「…あの時と同じ感じだったの。」
同「…あの時って？」
「歌を聞いてた時…」
同「あー…具合悪かった時か」
「そう…。
あったかい感じだったの。
今回も気を失う寸前、
すごくあったかい感じがしたの。
まるでケイくんに
ぎゅってされてるみたいな…
…いつもそう。
キュヒョンを見てると、
無意識に、ケイくんと重ねてるんだよねー…
何でだろうね？苦笑」
同「…同一人物だったりするんじゃないの？」
何かボソッと言った？
聞こえなかった…
「何か言った？」
同「ううん、別に…」
？
あれだけ好きだったキュヒョンを見ても
ケイくんを思い出すなんて！
あたしってどれだけ
ケイくん好きなんだろう！照
それにしても、
本当に惜しいことしたな…
キュヒョン…
ニヤニヤ
いつかケイくんにも
ぎゅーーーってしてもらいたいな…
ニヤニヤ
同「なんか楽しそうだね苦笑
切り替え早いというか、
ポジティブというか…」
あ、今度は顔に出てたか？
同「あんた、今日は帰っていいってよ？
チーフからの伝言！
色々あるみたいだけど、
それは明日にしようって。
…明日大変だと思うけど、
がんばれー黒笑」
同僚が椅子から立ち上がった。
「あっ、もう行っちゃうの？」
同「しーごーとー！」
「…ご迷惑おかけいたします…」
同「ホントだよねー！
うちらホントいい同僚でしょー？
感謝してよねー笑」
「はい。
感謝してもしきれないので、
歌でも…」
同「…それじゃ！
気を付けて帰るんだよ！」
逃げたな…
いやいや、本当にありがとうございますです…
…
その次の日、
各方面の方々に
ひーたーすーらー
平謝りの一日だったのは
言うまでもない…凹
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
coco(プロフ) - りこさん» ありがとうございます！最近は前のようにコンスタントに更新できてないですが、なるべくできるようにしていきます！もう少しお待ちくださいね！ (2012年10月3日 21時) (
レス) id: 0a58928a6b (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - とても面白いです(>ε<*) 続き楽しみにしています！ (2012年9月30日 19時) (携帯から) (レス) id: 64fb69ed40 (このIDを非表示/違反報告)
coco(プロフ) - ギュ好きさん» ギュ好きさんということは、私と同じぎゅペンですね！至らない点も多々あると思いますが、生温かく見守ってください！ (2012年9月28日 20時) (レス) id: 0a58928a6b (このIDを非表示/違反報告)
coco(プロフ) - あん♪さん» 楽しみにしててくださいー！って言うほど、大した考えはないんですが…苦笑 ついに出会ってしまいました！ (2012年9月27日 22時) (レス) id: 0a58928a6b (このIDを非表示/違反報告)
coco(プロフ) - ﾏﾝﾈ ﾁｪｺﾞ!!さん» ありがとうございます！今のところぎゅ以外は考えてなかったのですが、やってみようかな…？頑張ります！！ (2012年9月27日 22時) (レス) id: 0a58928a6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：coco | 作成日時：2012年9月8日 23時
