あたしの声、聞こえる？

キュヒョンのペン ページ11

Ｋ「ヌナ、僕ト電話デキナクテ
サミシカッタ？？」

「うん！
……あ！！ えっ？！違う…」

急にサラッと聞かれたから、
サラッと本音で答えちゃった。

電話の向こうでブラックな顔で
笑ってるようなそんな感じがする！

Ｋ「違ウノ？黒笑
ウン！ッテ言ッタノニ？
本当ノコト言ワナイノナラ、
電話ヤメチャウヨー？黒笑」

うー…
ここで素直になれなきゃ
またさっきまでみたいな気持ちを
我慢しなきゃならない…

あたし、素直になるんだ！

「違わない…デス…。
さみし過ぎて、紛らわせるために、
アイドルの追っかけしちゃってた笑」

Ｋ「僕イナクテモ、ヌナハ
楽シク生キテタンダネー。
イイモーンダ笑！
僕モ、ゲームアルヨ！」


かわいい日本語覚えちゃって、
思わずキュンってした。
ゲーム好きなんだ。

少しずつケイくんのことがわかってきて、
より近くに感じるようになってきた。

だからかな？
いつもより素直になれる。

「でもね、
そのコが歌ったり、話したりするのを
見れば見るほど、
ケイくんのことが頭に浮かんでたんだ。
同じ韓国の人だからかな？


SUPER J UNIORって知ってるかな？
その中のキュヒョンってコのペンなんだー♪」

Ｋ「………………」


「ケイくん？」

彼が何も言わなくなったから、
少し不安になってきた。

ヤキモチやいてるの？

それとも呆れてる？

「ケイくん、もしもし？
あたしばかり話し過ぎたね。
久しぶりすぎて、
テンション上がっちゃって。」

Ｋ「…知ッテルヨー、キュヒョン。
マンネ、デショ？

ヌナガハイテンションダト、
僕モ嬉シイナ。


アッ、モウコンナニ遅イ時間。
ヌナ、寝ナクテ、ケンチャナヨ？」


「あっ、ほんとだー。
今日は本当に嬉しかったんだよ？
ほんとだよ？

体に気をつけて、ファイティンだよ！」

Ｋ「ネー！
ヌナモ、アンマリ動画トカバッカデ、
寝不足、オ肌ニ悪イカラネ笑！

ジャァ、オヤスミナサイ。」


。。。


この時のあたしは

この先、どんなことが起こるのか
全く想像してなかった。

運命の出会い…ってやつ？！照

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