あたしの声、聞こえる？２

うらやましいなー ページ41

だって、だって、
実はあたし付き合いたてホヤホヤなんだよ？
そりゃのろけちゃうでしょー！←


同「落ち込んだりニヤニヤしたり忙しいなー」

「え？ニヤニヤしてた？笑」

顔に出ちゃってたか、気をつけなきゃ！


姉「笑
本当に気にされなくていいと思います！
あんなのAさんのせいじゃないですもん！

私の方こそ、
お仕事中申し訳ございませんでした。」

「あーいえいえ、
とんでもないです！」

姉「お疲れ様です…ニコ」

お姉さんは自分のコーナーに戻って行った。

同「ふう。
お姉さんキレイだよねぇ。
最後のニコ、で心を奪われそうに…！」

「本当に！
女同士なのにときめいちゃうからスゴイよね。

うっかりキュ…
彼、が見てたら、
好きになってたかもしれないよね…
よかったよかった、
あたしを選んでくれて…」

同「…まぁいいけどねー苦笑
あのお姉さんも、ほぼ同期くらいだよね？」


「うん、確か。
はじめの頃とか同じく実習生バッチつけてて
話したことあったかも。」

それにしても、キレイだなー照

同「彼が趣味悪くてよかったね笑」

聞き捨てならないけどー怒！

同「あの脚立の日、
あんたが運ばれたあと、
あたし彼と話したじゃない？」

「あ、そうだよね…本当にその節は…」.

感謝してるからね！！
けど趣味悪いって…涙

同「Aのことしか見えてないって感じだったよー。
周りにファンの子たちたくさんいたし、
キレーイなお姉さんたちもたくさんいたけど。

Aは大丈夫かって、
Aにもう一度会いたいって。

もう必死すぎて笑そうに…」

「笑わないでよー！
そんなにあたしのこと…照」

同「確かに脚立から落ちたら、
インパクトはあるよね笑」

…ごもっともです…苦笑


同「なんか、ちょっとうらやましいなーなんて。」

「え？」

同「運命の出会いって感じ！」

珍しくかわいいこというじゃん。

同「聞こえてるよ！怒」

「すみませーん…」

同「あたしも彼氏ほしい！」

「同僚が男だったら、
あたし好きになってたかも！」

同「いや、あんたはいーや。」

ちょ、同僚、ひどくないかい…？苦笑

待つの嫌いなんだけど→←お向かいのお姉さん

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