あたしの声、聞こえる？２

リーマンって誰？ ページ36

CM「ハジメマシテ。
キュヒョンノ親友ノチャンミンデス。」

普通に自己紹介してる…。
大丈夫…？

同僚「ああ、聞いたことあるかも！」

「ちょっと、あんた聞いたことあるって、
どんだけ疎いのさ！」

同「ちょっと黙ってて。」

しゅん。

CM「苦笑」

同「私はAの同僚です。」

CM「ヌナノコトハ、
キュヒョンカラ聞イテマス。
ソノ節ハ、オ世話ニナリマシタ。」

同「いえいえ。
それより、この子ケガ…」

CM「Aヌナ、転ンデシマッタミタイデ…」

「エヘ」

同「エヘじゃなくてさ。
そのリーマンって誰？」

CM「僕モ気ニナリマス…
知ッテイル人ダッタンデスカ？」


「言ってなかったっけ？
全く知らない人だったんだけど。
何か急に声かけられて、
逃げようとしたら、腕、引っ張られたの」

同「ナンパ？」

「たぶん、そうかな？
なんかあたしを待ってたらしいよ？
本当に奇特な人もいるもんだねー。」

CM「…待ッテタンデスネ。」

なんか2人から尋問受けてるみたい…苦笑


「うーん…
なんか引っかかるんだけどなー。
でも、全く思い出せないんだよねぇ」


CM「ヒッカカルコト？」

「うん。でも、わかんない…
また思い出したら、言うね。」

同「わかった。ひざは平気？」

血は止まってるみたいだけど、
じんじんする…涙

「痛い…明日仕事行けな…」

同「チャンミンさん、
本当にありがとうございました。
こんなふざけたこと言えるのも、
元気な証拠です。」

ふざけたって…痛いのにぃ涙

CM「ヌナ、苦笑
ア、僕、ソロソロ時間ナノデ…」

「あっ、そうだよね！
時間なかったのに、
本当にありがと。
空港まで電車？」

CM「イヤ、乗レナイ。
マネヒョン、先行ッチャッタカラ、
タクシー拾イマス…」

同「あ、あたし、そこにタクシー捕まえておいたから、いるよ？
もしよければ、
チャンミンさん、どうぞ？」

CM「アー…アリガトウゴザイマス！」

同「こっちです！」


……ひとり取り残された。
(訳ではないけど、気分的に)

…怖かった。→←ツイてないようでツイてるかも

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