あたしの声、聞こえる？２

休憩終了！ ページ32

「そんな顔しないでよー！

幸せすぎるあたしに、
神様が喝をいれてるんだよ、きっと。
確かにゆるみきってたもんね。」

仕事中に脚立に乗って
芸能人見たり…
普通、しないって…

同「苦笑
もうすぐ時間じゃない？
店頭立てそう？」

「あー、大丈夫…
そう！あたし、韓国資金貯めなきゃだから！

…会いに行くために。
そうそう！
そのためなら、嫌だけど、がんばらなきゃ。
嫌だけど、ほんとに嫌なんだけど、
帰りたいけど…！」

同「そっか。
あたしでよければ、いつでも誘って！
飲んだくれオッケーだからね？」


「ありがとう！
全ては愛のチカラだから！！
いって来る！！」

みんなに心配かけちゃだめだよね！
仕事は仕事だしね。

同「あんまり無理だめだよ？」

「うん、ありがとう！
同僚も、お休憩、ごゆっくり。」

同僚、口は悪いけど、
ホントにいいやつなんだよね。

あたし同僚が男だったら、
好きになってたかも…照

同「あっ、A！」

「え？
どうしたの？」

社食から出ようとしたあたしを
大きな声で呼び止めた同僚。

「なにー？」


同「前髪のカーラー、
付けてるの忘れてるのかな
…って。」

…はっ。

「^^」←


…助かった、同僚。
思いっきり、ゆるみきってるじゃん、あたし！

店頭に戻ったら、仕事中。
しっかりしなきゃ。

「あたし、ファイト！」

…つい、声にだしちゃったじゃん汗


対、人の仕事だから、
色んなことあるけどね、

でも。

やってて良かったって思えるのも、
お客様のことだったり。

別に仕事、すごい好きってわけでもないけど、

やるからには、
やらなきゃじゃない？

…って意外に真面目なあたし苦笑


…とにかく、
落ち込んでる暇はないってこと。

っていっても、やっぱり、
ちょっと怖いんだけどね…苦笑

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