あたしの声、聞こえる？２

いい気持ち ページ4

KH「…A…」

「これなら顔、見えない…」

キュヒョンのにおいがする。

「それは浮気じゃないよ？」

KH「…ン？」

「あたしだってわからなかったって、
でもでも。
あたしを見つけてくれたんだよ？

有名でも何でもない
普通のそのへんにいる中の
ひとりだったのに…

…ふふっ。
照れちゃうけど、運命、信じちゃうかも。」


KH「A…」

今度は言ったあたしが照れて
キュヒョンの頭をぎゅってする。

「こーんなカッコいいキュヒョン、
今だけはひとりじめー！笑
あたしの運命の人ー！」

…女の子の憧れじゃない？

運命の人。

白馬の王子様じゃないけど、
あたしを見つけてくれて、

あたしを愛してくれて。

あたし、ホント
ここ最近人生のハッピーを
全て使い果たしちゃってないかな…苦笑

大丈夫？
これからのあたし…！！

KH「A？」

「なーに？」

KH「僕、今トッテモ…イイ気持チ…」

「いい気持ち…？」

何言ってるんだろう？？

あたし今、キュヒョンの頭を抱いてる。

頭を…？

ちょっ…！！！


KH「ウン、トッテモ…笑
ソンナニ押シ付ケルナンテ…笑」

思いっきり胸を押し付けるような形に…

いや、押し付けてたわけじゃなくて、

顔を見られたくないからって…！！！！！

「あっ、あの、ちょっ…！ご、ごごめん…」

慌てて離れようとしてみた。

けど、キュヒョンの腕が
あたしをしっかりホールドしてる…汗


KH「ダッテ、Aガ、
コウシテクレタンダヨー？黒笑」

「やっ！！
こうしてないけど、
いやいや、こうしたんだけど、
違くて！！いや、違わなくないけど！」


さっきまでのカワイイキュヒョンさん。
そしていいムード。

どこにいった？？？涙


しかも、貧相なもので…凹
本当にすみません…


KH「…笑」

また笑われた…泣

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