あたしの声、聞こえる？２

“なんか” ページ27

KH「ククッ笑

ソンナトコロガカワイクテ、
ホットケナインダッテバ笑」

ほっとけないか…
あたしなんか、そのうちら呆れられちゃうのかな…

やだな。


「キュヒョンは優しいよね…

あたしなんかにもったいない…

いや、優しさだけじゃなくて、色々と、
あたしなんかが一緒にいていいのかなーって。
ペンの皆さんたちも、ものすごいガッカリしそうだよね」

年上だし、
こんなへっぽこだし。

…あー、自分で言って悲しくなって来た凹


KH「チョッ…！
“アタシナンカ”
ソンナノ言ッタラダメダヨ！」

…え？
今まで笑ってたキュヒョンの声色が急に変わった。

…少し、口調が強くなったかな？

「キュヒョン…？
怒ってるの…？？」

恐る恐る聞いてみた。

KH「…僕、A好キ。
愛シテル。」


思ってもなかった返事にびっくり。

「キュ…？」

あたしの言葉を遮って、
キュヒョンは言った。

KH「Aガ、
アタシナンカ、言ワナイデ。

僕ノ好キナA、
“ナンカ”ジャナイヨ？

僕ノ大切ナ人、
例エ、本人ダッタトシテモ、
悪ク言ウ、ナンテダメダヨ！」

「…キュヒョン…」

KH「僕ガA好キナンダヨ！

ペン達、ガッカリナンテシテモ関係ナイ。
ガッカリサレル、筋合イナイ。
周リナンテ…関係ナイ…
僕ダケ見テテ？

僕ノ気持チ…ミド…アー…日本語、
ウーン…」

よそ見なんて勿体無くてできないよ？

「信じて…ってこと？
キュヒョン…あたしで良かったの？
年上だし、へっぽこだし…」

KH「Aガ、イインダ！
モット自信持ッテ？

僕ガ選ンダ、ヨジャ、ダカラ…
僕モ、アイドルダケド、
一人ノ普通ノナムジャデモアル。
…ソウ、デショ？」

キュヒョン…

初めはあたしの前では
ケイくんっていう、普通の男のコだったもんね？

ヤキモチとうっかり→←想像というか妄想…

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