あたしの声、聞こえる？２

マーキングの正体 ページ16

一日ぶりの我が家。

とりあえず、シャワーでも浴びるか…。

…なんか夢みたいな一晩だったな。
もしや、夢だったり…？

はぁ…

シャワーを浴びながら、
前にある鏡をチラっと見た。


…ん？
何これ…？？


デコルテと胸の間のあたりに赤いのが…

虫に刺されたのかな？

…！！！！

こ、こ、こんなところに、
キュヒョン、
キ、キ、キ、キスマーク…！！！！


さっき言ってた、マーキング。
これのことだったんだね。

赤い印が、とても愛しく見える。
…泣けてくる…。

あたし、本当に愛されてるんだね。
あんな時に寝ちゃったうえに、
蹴り飛ばしたようなあたしなのに…！

「キュヒョン…涙」


というか、思いっきりつけられてるのに、何で気づかなかった？


本当に呆れる通り越して、笑えるね…凹

でも…

キュヒョンと一緒に過ごしたって
印…付けてくれたんだ。

あたしが夢オチ？とかって
騒がないようにしてくれたんだね←


しかも巧妙に、
服で見えないようなところに…照！

大人になっても、
恋する乙女になれるもんだね！
キスマーク…嬉しい！

彼のカワイイマーキング…笑


決めた！
やっぱり次は頑張らないと！
ヌナの威厳にかけて←


…キュヒョン、ライブ頑張ってね。


いつも待ってるだけじゃなんかやだし、
あたしも韓国に行けるように、

仕事がんばろう。

…ライブ行けなかったのも、
ミーティングのせいだけど！

キュヒョンのことを思い出しながら
とにかくがんばろう。。


とにかく、行かないと怒られる…←

いつもの生活→←お別れの時…

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