あたしの声、聞こえる？２

カッコイイ僕でいたかった ページ2

KH「…」

「……」

KH「………」

「……………？」

なんだ？この無言。

「運命かぁー。
声だけでわかるなんて、
…ホントに？？
すごいなぁ。」


KH「………………」


どうしたの？？？

あまりにも何も言わないから、
隣に座るキュヒョンを見てみた。


体育座りで
膝に顔を突っ伏してる…

何かわいいことしてるの？笑

「キュヒョン？
どうしたの？？」

KH「ソウイウコトニ、シテオキタカッタ…

ケドヤッパリ隠スノ、ヤダ…」

？？
何を隠してるの？

や、やっぱり、

壮大なドッキリ…！？

KH「…苦笑」

な、笑った？

KH「ドッキリ…
サプライズ？アニエヨ笑

僕モ、好キナ人ノ前デハ、
カッコヨクイタカッタノニ…」


体育座りのキュヒョンが、
どんどんコンパクトに…苦笑

「何を隠してるの？笑
これ以上かっこよくなっても
ドキドキしすぎて大変だよ？」

キュヒョン、
チラッとこっちを見て、
また顔を突っ伏した。

だからどうしたのよ笑


KH「Aガ、…ハシゴ？？ニノッテタ時」

「あぁ…脚立ね？」

KH「キャ、タ、チュ…

僕ノ近クノ人、
“Aチャン！”ッテ名前言ッテタ。」

「チーフかも…」

KH「ソレデ、
A……？思ッテソッチ、見タラ、
キャタチュ、ノ上、Aガイタ。

ソシテ話シ声モ…

何トナクAニ
似テルヨウナ気ガシタ…」

「あたし、何か話してたかなぁ？
心の声、また出てたのかな？
………ひとりごとになるね苦笑」


KH「……苦笑
ソノトキハ、マダ自信ナカッタ。

デモ……ヒト目見テ、
コノ人ガ、電話ノAヌナナライイナ
ソウ思ッタ。」

え…
それって、それって。


KH「僕達ノ…タブンペン達、多クテ、
キャタチュ、グラグラシタ。

気ガ付イタラ、
僕ノ腕ノ中、Aガイタ。

夢中スギテ、
動イタコトモ覚エテナカッタ。」

そうだ…
あの時、あたしも気がついたら、
あったかい感じに包まれてたんだ。
…気がついて、気を失ったけど…苦笑

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