爆豪勝己の爆発的恋愛物語 (ページ11)

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episode10 ー緑谷出久ーページ11

放課後、私は勝己と一緒に帰る為、勝己の教室へ向かおうとした。

その時、ﾄﾞﾝｯ！と緑の髪のモサモサした子とぶつかった。どうやら外へ行こうとしてたらしい。

『ごめん、前方不注意だったかも。』

｢え、あ、いえいえいえ！こ、こちらこそぶつかってしまいすみまs… あ！？｣

緑のモサモサくんは、私の顔を見るとハッとしたような、驚いたような顔をした。

｢あ、ああああなたはかっちゃんとよく一緒にいる……？！｣

かっちゃん…って誰の事だろ。でも一緒にいるってことは、勝己？の事かな？

『かっちゃんって誰。勝己のこと？』

｢そ、そうです！あ、僕の名前はみ、緑谷出久です！｣

『へー、緑谷くんね。私の名前は風間。風間A。』

｢おいA！！早くしろやぁぁあ！｣

あ、いつもより勝己の教室行くのが遅いから怒ってる。

『じゃあごめん。勝己が呼んでるから行くね。』

｢あ、うん！またね、風間さん！｣

そんな会話をして私と緑谷くんは別れた。

『ごめん勝k… かっちゃん。遅くなった。』

｢あ？！！…てめぇ、その呼び方どうして…？！｣

『さっき道で緑谷くんって子とぶつかった時。』

｢あんのクソデクｩ……！｣

ピキピキと青筋を立て、勝己は怒りをあらわにする。

結論、かっちゃんって呼ぶと勝己はめちゃくちゃ怒る。