ごめん。ありがとう。じゃあね。【松川一静】【花巻貴大】

松川。 ページ2

教室ー。



おっ、結構綺麗な方じゃん。




快適そうだな。




教室に着くなり、Aは自分の座席を探した。




…目を輝かせて。




だから、そんな急かすなって…




ドンッ




ほら、人にぶつかった。




A「えっ、あっ、ごめんなさい！」




(？)「おう、大丈夫？すっげーワクワクしてるな(笑)」




それな。




名前分かんねぇけど、お前に同感だ。




A「えっ！そんなワクワクなんて…///」




(？)「まぁ、気を付けなよ。俺だから良かったけど、変なやつに絡まれたらめんどくせぇぞ？(笑)」




なんか紳士だな、名前分かんないやつ。




A「うっ、うん。」




(？)「じゃあ、またあとで話そうな。」




A「えっ、いいの？」




(？)「俺でいいなら(笑)」




…仲良くされると、ちょっと妬くんだけど。









入学式は無事終わった。




あの、名前分かんないやつの名前は




『松川一静』




って名前みたいだ。




名前呼ばれるときに分かった。




再び教室に戻る新１年生。



教室ー。




(松川)「おっ、花巻…？俺、松川。よろしくな。」




(花巻)「ぬおっ、なっ、なんで俺？」




(松川)「ほら、あの、あいつの幼馴染って聞いたから。」




指をさした先は、A。




あらあら、俺の友達作りにご協力いただきありがとうございます♡




(松川)「で、話変わるけど。」




(松川)「部活はもちろん、バレー部だよね…？」




(花巻)「お、おう。その予定。」




(松川)「はぁぁ…良かった。俺も入部するんだけど、周りのやつは誰も入らないからさ…」




(花巻)「そうか…じゃあよろしくな、チームとクラスメイト。」




(松川)「おう、よろしく。」




話が合うぞ、松川。




そして２年後まで、




『松川一静』は俺の親友となる。

青葉城西男子バレー部。→←幼馴染ってやつ。

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