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ナノ「あんたは本当は私になりたかった。だからあんたの代わりに私が現れたの」
そんな不可思議な出来事が起こってしまっていいのだろうか、私は頭の中で色んな解釈をした。
「…分からない。そんなはずない…のに」
ナノはそんな私を見て鼻で笑った。
ナノ「じゃなきゃ、ただのドッペルゲンガーだと…あんた、しんじゃうよ？笑」
「ひぃっ…！」
やっぱおかしい！
私の世界おかしい！
ナノ「ていうかー、誰か待ってたんじゃないの？あんなよくある待ち合わせスポットでずぅっと顔赤くして待っててさ？」
「あっ！！！」
そうだ私、成瀬くんと待ち合わせをしていたのだった！
「っ…でも、もう私の名前で遊ばないでください！」
私はそれだけナノに言ってその場を立ち去った。
ナノ「…素直じゃないな〜♡」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
成瀬くん…待っててもこないしLINEも帰ってこない。
「…」
電話してみよう。何かあったのかもしれない…
私は若干緊張した右手で彼の携帯へ電話を繋いだ。
――ガチャッ
「も、もしもし？成瀬くん！？返事がないから何かあったのかと…」
千紘『俺、行かない』
「成瀬くん？今なんて…」
千紘『行かない。そんでもう…葉月とは会わない』
「…え？」
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紫雲(プロフ) - 最高なストーリーじゃないですか…！！ (2022年4月18日 22時) (
レス) @page32 id: 0ba2e60f2f (このIDを非表示/違反報告)
桜夜桜もち - これは…裏で冬華と兄がくっついてたり…?（笑） (2021年6月24日 22時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2021年2月19日 1時
