この恋は真面目じゃない【名前変換オリジナル】

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しばらく、成瀬くんとは連絡も取らなかった。
もう飽きられたのか、嫌がられたのか分からない






「…はぁ」




いつも通り一人で帰る帰り道に、駅のホームで携帯をいじる。

もしも連絡とか来てくれたら…

なんて夢を見たり








？「葉月！」





いきなり名前を呼ばれて振り返ると、知らない男の人がいた。





「…はい？」




誰だ…この人は








男「お前！俺と寝たくせに別の男の部屋行ったってホントなのかよ！？」




「は、はいぃ！？！？」






この感じ…しばらく無かったけれど、ナノだ。


ドッペルゲンガーのナノ、あの子は私の名前を名乗って色んな男の人と遊び歩いているという






男「とんだ尻軽女だなぁ！俺が1番だとか言っていたくせによぉ！！！」



いやいや困りますー！！！！
私アナタ知らない！




「え、えと…」






周りの人も見てる…。

ここじゃ困るけれどどこか行くにも…







「私じゃありません！！！」



男「何馬鹿なこと言ってんだよ！」








ひイィっ！！！！







千紘「すみませーん、その子から離れてもらっていいですかー？」





「な、成瀬くん！？」



男「あぁん？てめぇ誰だよ？」





成瀬くんは私の手を掴んで走り出した。







「なっ！」


男「おい！待てぇ！！」








千紘「この子、僕のなんで」

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