＊ピーチフィズ＊ (ページ7)

今日:8 hit、昨日:37 hit、合計:187,483 hit

＊ページ7

壱馬 side

LDHTVの企画の食材買い出しとバーベキューを無事に終えて、部屋に戻った俺たち

収録前に翔平があんなLINE入れるもんやから
まぁ～みんなの気合の入れようが違う。

みんなもう目ぇがキラッキラしとった

「じゃ、先入るから！時計が30分になったら入ってきて良いよ！」

慎「分かった。行ってらっしゃい！」

… って、ホンマに入るんや。

Aは風呂の支度をして部屋を出て行った

皆に30分過ぎてから入るよう伝え、俺らも準備をした

慎「 … やばい、ちょっと緊張してきた」

海青「俺も、あんまAの事見れないかも」

やっぱり、止めた方が良かったんかな
なんて今更後悔してみたり

だってAの身体メンバーも見るんやで？
そんなん俺、ちょっと耐えられへんかも

Aは気付いてないけど、Aに対して特別な感情を持ったやつだっている

… 俺も、実際その1人なわけで。

で、時間になって露天風呂に行ってみたら

もう他の部屋の奴らも来てて

健太「もう今日は本当にコレを楽しみに頑張った」

陣「皆んな浮ついて、逆効果やったかな～笑」

彰吾「みんなちゃんと下隠せよー」

昂秀「あえて出そうかな」

翔平「それ露出狂な」

… みんな思う事一緒やんな、なんて。

男って単純やからな

壱馬「 A～、今からみんな入るで～？」

「おっけー！」

ぞろぞろとはいると、外なだけあって少し寒かった

ぽつん、とAが1人胸元までタオルを巻き巻きにして湯船に浸かってこちらに手を振っている

これ、大丈夫かな

16人が風呂に入ればお湯が溢れる

みんな緊張してんのか、少しの沈黙

陸「あ、メイク落としたの？Aはすっぴんも可愛いね」

翔吾「ほんと、やましょーさんに負けないくらい肌も白いしね」

「ど、どうも？」

Aは少し照れ臭そうにはにかんだ

またその表情も可愛くて俺は内心やられまくってる

肌も白くてツルツルで、でもどこか柔らかそうでまるでマシュマロみたい。

頬と唇はほんのり桃色に染まっていて、それがやけに色っぽい

「 … な、に？」

壱馬「いや、綺麗やな、と思って」

あんまり見てたら不意にAと目があった

咄嗟に出た言葉は、頭で思っていた本音で思わず口をつぐんだ

ちゃぷん、と音を立ててAが鼻下まで潜った

何やその行動 … いちいち可愛すぎる
ホンマに心臓に悪いでこの子は

.