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ピーチーズ
霜降り明星
霜降り明星
霜降り明星
(……アカン……！？)
ピーチーズ
(…お願いっ……！)
和牛
(……………)
和牛
「優勝は、霜降り明星！！！！」
………はぁ…終わった
控えにはけながらも
別のカメラマンがついてくる
霜降り明星の二人におめでとうを伝えて
三年連続準優勝を飾った和牛にも
おめでとうって言いに行った
もう会場はいろんなカメラとか記者で
ごちゃごちゃしよるし
審査員の方に簡単な挨拶も済まして
ぐるぐるして
気がついたら車内におった
夏「……あかんかったなぁ…」
『……準優勝、準優勝、三位、準優勝、準優勝……』
夏「歴史振り返らんでええねん」
『………一位って遠いな………』
夏「……俺らにないもの探さなあかんな」
あと二年までに……
そう言いながら水を飲むなっちゃん
ぽんやりしとったら
マネージャーの鬼童(きどう)さんが
手帳を開きながら言い出した
鬼「明日から早速仕事入りました〜！」
今年からお世話になってる
マネージャーの鬼童さん
筋肉マッチョで体力が自慢な彼は
ガンガンに仕事を詰めてくれる
夏「仕事速いですねー……」
『うち今心バキバキやねんけど…
もう折れたとかやないねん、粉々よ？』
そんなんですぐ仕事させる？？
他人事のように笑いながらも次々と入る仕事
傷心中なんやけど
そんな時間もくれへんのかい
ってか、休みすらないんかい！？！？
呆然とする姿もカメラに収まる
夏「えげつないわー………」
『うちらの心、鋼でできとると思てるやろ』
夏「鬼は〜外〜…………」
鬼「祓わんでください」
忙しい方がええでしょ？
ってナチュラルに聞いてくる
いや…せやかて鬼童……
これから忙しいですからね？
と念を押され
マンションの前で降ろされた
傷心中で
日頃の疲れもあって
しんどさマックス…
…つっても目はギンギンで寝られへん
神経が尖ってるせいか
なんか誰かに見られてる気がして
カーテンを一度あけるけど
そんなことあるわけないか、って閉める
…今何故か
すごく賢ちゃんの声が聞きたい
でも電話はかけられへん
…飲みにいっとるかもしれんし
私は電気もつけず
琉球ガラスのピアスを
ただただ眺めてた
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でぬでる(プロフ) - みっつさん» みっつ様、嬉しいコメントありがとうございますっ…！！そう言っていただけると励みになりますっ………！頑張りますので、最後までお付き合いよろしくお願いします！！ (2022年3月25日 21時) (
レス) id: 3561d7e8ea (このIDを非表示/違反報告)
みっつ(プロフ) - 楽しみすぎて毎日更新してないか見に来てます、、、！更新楽しみにしてます！！ (2022年3月25日 1時) (レス) @page28 id: 2b5b2f7fae (このIDを非表示/違反報告)
でぬでる(プロフ) - ひめうささん» ひめうさ様、わざわざありがとうございます！！そう言って頂けると本当に嬉しい限りです……！！一生懸命頑張りますので、何卒最後までお付き合いくださいませ…よろしくお願いします！ (2022年3月22日 12時) (レス) id: 3561d7e8ea (このIDを非表示/違反報告)
ひめうさ - 今日初めてこの小説を読ませて頂きましたが、本当に面白すぎて続きが楽しみです(*´∇｀*)更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月20日 9時) (レス) @page22 id: ab3fa2d7c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でぬでる | 作成日時：2022年3月5日 14時
