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秋「俺、Aちゃんが泣いてるとこ
見たことないかもしれん」
山「………ないなぁ」
稲「僕もないですねぇ」
河「言われてみれば……」
夏「俺も、ないねん」
「「「「「ええっ！？」」」」」
チラッと俺達を見て夏貴は力なく笑う
夏「だからこそ、俺は…
……賢志郎ならって思ってるねん」
みんなの目が賢志郎にいく
賢志郎は一瞬びっくりしたみたいやけど
ぎこちなく、少し口角を上げる
こんな弱った顔の賢志郎
なかなか見れんから俺もちょっと驚く
夏「多分、お前はAの"女である瞬間"を
誰よりも見てるんちゃうか」
川「それは……分からんわ……」
夏「俺に向けるAの目と
お前に向けるAの目は
明らかにちゃうで」
水「それは、俺も思う」
秋山さんが、うんうんって頷く
夏「俺はAの番犬って言ってるけど
Aが辛い思いをしてほしくないって
思うからやねん…
けど、けど……やっぱり」
女の子であることを、受け入れて
普通の桃木 Aでも
みんな好きやってことに気づいてほしい
十分おもろいねんでって分かって欲しい
そういう芸風にしてもた
俺にも責任がある…
だからこそ
誰よりも、幸せになってほしいねん
そう言いながら普段笑顔の夏貴が
すまん、と一言
顔を隠した夏貴の背中を
秋山さんがそっとさする
山ちゃんは、夏のせいやあらへんわって
呟いて酒を飲んだ
俺は
いつかのAの言葉を、ふと思い出した
『ねぇ、信二くん、知っとる？
桃って、辛抱と、忍耐っていうのが花言葉なんやって
うちら芸人に、必要不可欠やろ？』
その時のAも、笑っとったな
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でぬでる(プロフ) - みっつさん» みっつ様、嬉しいコメントありがとうございますっ…！！そう言っていただけると励みになりますっ………！頑張りますので、最後までお付き合いよろしくお願いします！！ (2022年3月25日 21時) (
レス) id: 3561d7e8ea (このIDを非表示/違反報告)
みっつ(プロフ) - 楽しみすぎて毎日更新してないか見に来てます、、、！更新楽しみにしてます！！ (2022年3月25日 1時) (レス) @page28 id: 2b5b2f7fae (このIDを非表示/違反報告)
でぬでる(プロフ) - ひめうささん» ひめうさ様、わざわざありがとうございます！！そう言って頂けると本当に嬉しい限りです……！！一生懸命頑張りますので、何卒最後までお付き合いくださいませ…よろしくお願いします！ (2022年3月22日 12時) (レス) id: 3561d7e8ea (このIDを非表示/違反報告)
ひめうさ - 今日初めてこの小説を読ませて頂きましたが、本当に面白すぎて続きが楽しみです(*´∇｀*)更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月20日 9時) (レス) @page22 id: ab3fa2d7c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でぬでる | 作成日時：2022年3月5日 14時
