Shining Star (ページ8)

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【Doyoung side】

僕は歌のレッスンを受けるために楽譜を見ながら廊下を歩いていた。すると勢いよく走ってきた誰かとぶつかった。

「いって‥」

二人してしりもちついて転んでしまった。

ぶつかったのは女の子で突然

You「わ！え、ごめんなさい！」

と謝ってきた。でも前を見て歩いていなかった僕も悪いからすぐ僕も

「いやいや、こちらこそごめん。前見てなかった」

You「私も前をよく見ていませんでした‥」

顔を見せないようにしていたのか、下を向いていた彼女は謝りあっているうちに顔を上げていて、普通に僕と目が合っていた。

僕が彼女を見た時思ったのが、凄い綺麗だってことと、こんな子練習生にいたっけ‥だった。これだけ綺麗なら練習生の中でも話題になるはずだと思ったから。思わず聞いてしまった。

「大丈夫だよ。ところで君、見ない顔だよね？この時間にいつも練習してるの？」

You「はい。大体いつもこの時間です！」

「そっか‥見ない顔で一般とは違う時間で練習してるってことは非公開練習生かな」

彼女にこれを言ったとき凄い驚いたような顔をしていたけど気にせず続けた。

確かこの時間に練習する非公開練習生はその中のデビュー候補生だって噂だけど聞いたような気がする。ってことはもうすぐデビューするのかな？この子何も知らなそうだけど‥

「僕は非公開じゃないけどこの時間でいつも練習してるから、またきっと会うと思う。よろしくね」

彼女とは仲良くなりたいけど今すぐ連絡先を聞かなくてもまた、会えるだろうと僕の直感でそう思ったから聞かなかった。

そして僕より一つ年下だった彼女にオッパ呼びを強制したところでユノが僕を呼びに来た。

JH(ユノ)「ヒョーン！」

ジェヒョンが側に来て彼女はまた下を向いて顔を隠してしまった。

「じゃあ僕急いでるからまたねA」

とりあえず彼女のためにここを離れた方がいいと思ってそう言った。

そして彼女は顔を見せないように僕とユノに挨拶して行ってしまった。

JH「ヒョン、あの子誰？彼女？」

行ってからユノが突然僕にこう聞いてきた。

「いや、違うけどそうしようかな。ま、冗談だけど」

JH「ヒョンつまんない」

こんな会話をしながら僕達は次のレッスンに向かった。

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