Shining Star (ページ5)

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桜の咲く新学期が始まる時、私はリアと同じ高校に入学し、またバスケ部に入部した。

ジェヒョンがいなくなってから暫くは私はかなり脱け殻だったみたいでリアにかなり心配された。でも部活を熱心にするようになって自然と忘れている時間が長くなった。

ジェヒョンがいなくなって数ヶ月が経った頃、私は一人で帰ろうと学校を出た。

そしたら黒いスーツを着た男の人が私に話しかけてきた。怖かったから「すみません」とだけ言って走って約30分間くらい逃げたけど懲りずにその男の人はついてきた。

「怪しい者じゃないから話だけ聞いて」

と。

仕方なく側にあったカフェで話を聞くことにした。そしたらその男の人はSMの事務所の者だと言い、私をスカウトしに来たと言った。

次デビューさせる女の子のグループに私を入れたいと言ってきた。

私は正直、芸能人になるとかどうでもよかった。でもデビューしたらジェヒョンが私を見つけてくれるかなという思いから入ることに決めた。

後日私は親の許可を得て、完全非公開練習生としてSMに入所することが決まった。

そして、黄色のからし色の制服の学校に転校することも決まった。

リアにはSMの練習生になることだけ伝えた。そしたら

ﾘｱ「A可愛いのに今までそういう所にいなかったのが不思議なくらいだったよ。頑張ってね。私、Aの一番のファンだからね！」

って背中を押してくれた。

連絡もたくさんしてねって。

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