Shining Star (ページ3)

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今まで私は、男子にもそれなりに告白をされて付き合ってほしいとか言ってくる人も自惚れてはないけど多分多い方だったと思う。

でも男の人に興味がなかった私は興味本意で一度だけ付き合ってすぐ別れた。

みんなに秘密にしてたしジェヒョンも知らないけど。

こんな経験しかない私は、この時のジェヒョンへの感情が幼馴染みとしてなのか恋なのか分からなかった。

ジェヒョンの彼女とかの話もお互いに話さなかったから何も知らなかった。

恋愛の話にそこまで興味のない私は別に知らなくてもよかったのかもしれない。

ジェヒョンとは学校帰りにバスケットゴールのある公園で二人で練習したり、休日には一緒にショッピングに出掛けたり、映画みたり‥

恋人ではないけどそんなことをしながら穏やかに過ごしていた。

でも、ジェヒョンと穏やかに過ごせる時間はそう長くは続かなかった。

中学校を卒業する時、ジェヒョンが突然私にこう言った。

「俺、来週‥ここを離れることになった。こんな俺と今まで一緒にいてくれてありがとう」

と。

それを聞いた時、私は頭が真っ白になった。

一週間後‥ジェヒョンは本当にいなくなった。そしてその日を境に私達は連絡も取り合わなくなった。

連絡を取り合わなくなったというより、ジェヒョンが番号を変えたから連絡する手段がなくなった。

高校も一緒に通えると思っていたのにな‥

その日から何年か経った今でも彼に抱いていた感情が分からない

そして、彼が今どこで何をしているのか‥も。

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