Shining Star (ページ2)

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「A行こう！」
「A帰ろう」

って。

中学校になれば自然とみんな部活に入るので、今度こそジェヒョンとはバラバラかな‥なんて考えていた。

私はスポーツする事が好きでなんとなくバスケ部に入部した。中学校に入って仲良くなったリアと一緒に。

部室に向かおうとリアと一緒に廊下を歩いていたらジェヒョンに会った。

「お、A」

「久し振り、ジェヒョン」

「どこ行くの？部活？」

「そうそう部活だよ」

「何に入ったの？」

「私はバスケ部」

ﾘｱ「あ、私ジェヒョン君が何部に入ったか知ってるよ！」

「なんでリアが知ってるの笑」

ﾘｱ「ジェヒョン君、バスケ部だってクラスの子達が騒いでたの」

「そうなの？知らなかった。ジェヒョンもバスケ部なんだ」

「うん。また一緒だね」

こんな会話をして私達は別れた。部活は男女別だけど、同じ日に同じ時間まで活動するからまたジェヒョンと一緒に登下校することになった。

中学に入ってからジェヒョンの女の子人気が凄くて、いつも一緒にいる私を嫌な顔して見る子も少なくはなかった。

被害は特になかったから私は気にせずに3年間、ジェヒョンとリアと過ごした。

ジェヒョンにも仲いい友達はもちろんいるからその友達達と遊んだり帰ったりしていた。

だから私がジェヒョンと一緒に帰るのは週に何度かってくらいだった。

その数回が私にとっては凄く楽しい時間だった。ジェヒョンが好きだとかそういうのじゃなくて、今までずっと一緒だったからただ単に気が楽で楽しかった。

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