Break down 2

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貴女side











皆、驚いてるんやろうな…苦笑












でも、私としては、











最後なんやから、楽しく笑顔で終わりたい。



















ただ、それだけやった。


















ｳｨｰｰﾝと、床が上がって













ステージに立つ。











綺麗やな……。












モノクロで、ライトが何色かは分からへんけど













全て白く見えるから、少し嬉しくなった。













WEST『ええじゃないか〜！』












最後のええじゃないかやね。














楽しむぞっ！！















メンバーも、皆、楽しそう。












あぁ、やっぱり、私はこの瞬間が一番好きなのかもしれへん。





















時が過ぎるのは一瞬で












もうコンサートも終盤。











ジャニストコールがかかり












ステージに上がる。














メドレーを歌って、残すは最後の一曲。


















淳「では、最後に聞いてください！




Time goes byです！」












会場『キャーーー！』












『忘れられないまま 大人になっていた





高いビルを目でなぞり 回り続ける街で






情けないほどに 思い出すこと






嘘と書いて石を投げた 僕の顔だった






何もなかったようなそぶり 誤魔化し続けていた言葉も






ブレーキをかけたままじゃ 一歩も前には進めない







限られた時間でどれだけの人に出会えるのかな




後悔してばかりのあの日を消して






目の前にある大切なものに気付く時はくるさ






無限大の明日があるから……』


















メンバーで1列になって歌う。










皆で顔を見合わせれば、涙を流しているメンバーもいた。



















曲が終わる。





















その時






スクリーンに映像が流れた。











それは、メンバーの入所当初の写真から















ここに立つまでの写真や映像。














メンバーも私も、こんな演出があると思ってなかったから驚いた。















ファンの人たちも『キャーーー！』と叫んでいる。













懐かしい写真や映像に、皆は、笑ったり涙を浮かべたり。














映像が終わると、





スクリーンに私が大きく映された。











それと同時に、私も少し前に出る






「私から重大なお知らせがあります。」

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